概要
人生、やって後悔やらずに後悔 どうせなら・・
田舎の豪族黒豆玄斎の遅ればせながらの天下取りの夢。
主人公 ー 黒豆玄斎
次郎 - その養子 円寿丸 - 玄斎の嫡子
善鬼 - 玄斎のいわば軍師 景俊 - 玄斎の年寄り(側近)
主人公 ー 黒豆玄斎
次郎 - その養子 円寿丸 - 玄斎の嫡子
善鬼 - 玄斎のいわば軍師 景俊 - 玄斎の年寄り(側近)
おすすめレビュー
新着おすすめレビュー
- ★★★ Excellent!!!ひとりの男がこれより修羅となる――!
領主として地を治める黒豆玄斎は、旅の僧であり、諸国の事情に詳しい善鬼より織田信長が桶狭間で今川義元の首を獲った話を聞く。そして彼は思うのだ。自分に信長のような修羅の生きかたはできない。……しかし玄斎は、とあることから立ち上がり、踏み入ることを決めるのである。信長という修羅が先に行く、天下取りの戦場へ。
戦国という狂乱の時代をどうにかやり過ごしていこうと思っていた玄斎さんが、なぜ立つことを決めたのか? ――震えましたね。話の始まりと事の起こり、ふたつの“起”が合流して描き出す太いストーリーラインに玄斎さんが流されゆく展開にも、その果てで玄斎さんが心に燃え立たせる修羅の気炎にも。
戦国武将を…続きを読む