土と水の匂いがする伝奇ホラー

その土地の土の香りが伝わってくるような伝奇ホラー小説で、伝奇ホラーが好きな身としては一気に引き込まれました。
冒頭の不穏な気配から、結末に至るまで、雰囲気たっぷりで魅せられました。
方言もエッセンスとしてよく効いていると感じます。
ホラーでありながらもどこか切なく物悲しい結末も、宮沢賢治を彷彿とさせてとても素敵です。

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