まるでスケールの大きな映画を観たよう

正直に申し上げますと初見1話目の文字数、馴染みのない単語の多さにめげそうになりました。
ざっとナナメに読み進めていく内に、涼子様のキャラクター、次々と起こる事件に引き込まれてどんどん読み進めました。
最終話まで辿り着き、もう一度頭に戻って1話を読み返すと内容を理解したためか、目が慣れたのかスッと読むことができました。

スケールの大きさと、映画を観ているような臨場感。イメージが頭に浮かび引き込まれました。
華やかに見えるテレビの中の美女も人間だもの、庶民同様に抱えている思いがあるものですよね。

しかし涼子様、勝手にロングヘアーのイメージで読み進めていたけど短かったのね。きっとどこかで描写を見落としたのだわ。

最終話には、1話冒頭から登場した小野寺(艦長)の描写が一切ありませんが、ひととおり読んできた読者にはきっとテレビ画面を見つめる彼の姿が見えるでしょう。

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