第3話
「おはよう、柳瀬君!」
「おはよう、桃山さん、今日も元気だね」
「そりゃそうだよ!寝起きの良い朝は何をしても気持ちいいから元気になっちゃうよ!」
あ〜寝起きよかったんだなぁ〜、今日も可愛いなぁ〜
あぁ、いかんいかん!
桃山さんが可愛すぎて意識が持っていかれそうになってしまった!
これから可愛すぎる桃山さんの雰囲気にのまれた時は桃山フィールドと名付けよう
「ねぇねえ柳瀬君、柳瀬君はこのクラスで誰が可愛いと思う?」
「えっ、俺は.....」
キター!突然来た千載一遇のチャンス!
今こそ君が一番可愛いよ、と言うんダァー!!
「あ、俺はち、ちみが、か、かわだよ」
やってしもうたぁー!
めちゃくちゃ噛んでしまった!!
なんだよちみっていつの時代だよ!
んでかわだよなにそれ、流れていくの!?
「噛み噛みだよ柳瀬君〜ナニナニ?
気になる子は言えないって?このおませさん!」
そう言ってケタケタ笑う桃山さんを見ると気づいていないようだ
助かったぁ〜
さすがにこんなカッコ悪い感じで気づかれたくはないしな
「柳瀬おはよー、桃山もおはよー」
そう言いながら入ってきたのは高校で初めてできた友達の荒木だ
「おはよう、荒木君!
ねえねえ!荒木君はこのクラスで誰が可愛いと思う?」
「そうだな〜、可愛いで言ったらやっぱ桜井を筆頭に川田、森野、んで桃山がその次くらいかなぁ、だよな!柳瀬!」
「お、おう!やっぱ桜井さん可愛いよな」
...はっ!やってしまった!
なんで俺は好きな人の前で別の女の子を可愛いってんだ!
ほら、荒木が俺のパス盛大に外しやがったなって顔でこっち見てるし!
「だよね!やっぱり桜井さんは女の子の私から見てもものすごく綺麗で可愛くて美人さんだもんね!」
「まぁ確かにあながち間違いではないけど...」
「あながち間違いではないけど、の続きは!?」
「うわっ!桜井!」
「えへへ〜」
そうヘラヘラしながら俺の後ろに立つ女の子は桜井 咲夜
クラスで1番の美人であると同時に学年でも飛び抜けている美少女だ
「おはよう♡純ちゃん♡」
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読んでいただきありがとうございます!
ここまでで良かったら評価してくれるとモチベになります!
桃山さんと桜井さんが可愛いってコメント待ってます!笑
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