第4話

「ねえ!その続き私に話してよ!」

そうニコニコしながら言う彼女の名前は桜井咲夜で、俺たちの学年では頭一つ飛び抜けて可愛いと評判の女の子だ


因みに彼女と出会ったのは二ヶ月前、つまり入学してからということだが...


「純ちゃん、急に黙ってどうしたの?」


と、このように何故か俺の名前をちゃん付けで呼んでくる

ん、お前なにかしたのかって?

俺は厨二病拗らせてたんだぞ!そう簡単に可愛い子に声かけれるとは思わないで欲しいな!!

大体なにもしてないのに好感度高いってどこのギャルゲーだよ!それ持ってこい!!


「おはよう、桜井さん!今ね、私と柳瀬君と荒木君で桜井さんは可愛いねって話をしてたんだよ!」

「なんか照れる話してるね、えへへ、純ちゃんも私のこと可愛いと思ってくれてるの?」


「それはまぁ可愛いと思うよ」


実際に桜井は飛び抜けて可愛いし、もし俺がB専で可愛くないって言った日には桜井親衛隊が黙ってないだろうな

アイツら頭おかしいからな〜

桜井に気がある奴を片っ端から潰してるらしいし、あ〜怖っ

因みに入会条件は桜井を初日にみて鼻血を出せば入会だそうだ

...アホすぎるな、もしかしたら俺の厨二病の時より...ごめん、それはなかったわ



ん、どうした荒木、ジェスチャーで何かを伝えようとしてるな

なになに、桜井とあまり話をするな、と

それはなんでですか?と応答

桃山に嫌われていいのか?

それはダメだと応答

ならここは俺に任せとけ!

頼りになるぜ!親友!!


「なぁ桜井!それより俺が桜井のどこが可愛いって思ってるか気になるか?気になるよな!よし、言ってやろうじゃないか!」


「ごめん荒木君、興味ないかな」


あ、あ、荒木〜!!!!

お前って奴は!

膝から崩れ落ちるまで頑張ってくれたなんて...お前の犠牲は無駄にはしねぇ!


キーンコーンカーンコーン


「チャイムなっちゃったね純ちゃん、じゃあ後でね〜」


そう言って桜井は自分の席に戻っていった


「じゃあ私も戻るね柳瀬君」

「うん後でね、桃山さん!」


桃山さんの可愛いい横顔を見た後に俺は思った...





荒木の犠牲、意味なかったな...と



_________________________________________

読んでくださりありがとうございます!

更新大分遅くなり申し訳ないです!

正月の間はなるべく更新しようと思います!

因みに桃山さんは黒髪セミロングで

桜井さんは金髪ミディアムです

個人的に黒髪セミロングは最強だと思いますね〜

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