ゾワゾワしながらも、ついつい読み進めてしまう見事な構成でした…!彼女の語り口も、その心境への想像をいろいろとかきたてられるところがあります。また、お守りについても、すごく納得させられました。個…続きを読む
この物語に描かれる因習はそれ自体恐ろしいのですが、何より恐ろしいのは、書き手の祖母に対する眼差しです。 風習への嫌悪感が、祖母への嫌悪感(自身の罪悪感もあるでしょう)となり、文面に滲み出ているよ…続きを読む
不具の子とそれに纏わる因習を下地にしながら迷信と惨事がリンクしそうなところを描いている。 主人公はある種の探偵役であるが犯人役となる他の登場人物は誰一人言葉を持たない。一人だけの推理劇に真実の自…続きを読む
日本神話ベースの怪異譚。ジュージさんの書簡体小説は独特の味わいがあって好きです。
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