友士灯―ともしび― 探求編

あとがき

あとがき

　友士灯―ともしび―こと灯の第一部に当たります探求編をお読みいただき、誠にありがとうございます。約45万字に及び、話数も100目前、連載年数も4、5年という長編でしたが、申し訳ありませんまだ続くんです。ラストは概ね決まってますけどいつまで続くんでしょうねこれ。とりあえず残りは二編ほどかなと、総合字数的には100万超えてもおかしくないかなと作者も戦慄している中、追いかけてくださった方々には頭が上がりません。重ねてお礼申し上げます。

「敬語使う俺っ娘って見たことないなー」という何となくな閃きから、いつの間にやら心情に大きく踏み込んで重たくなり、なんか先行きも重たく暗くなり、好物も性癖も思いっきり盛り始めてしまった今作ですが、楽しんでいただけましたら幸いです。そもそもただの俺得作品だったのに、好きですと言ってくださる方がたくさんいてくださって、ネットの海の広大さと縁の恵まれようを実感せずにはいられませんでした。第一部を完結できたのは、読んでくださる皆様に支えていただいたお陰です。本当にありがとうございます。

　続きます第二部、継承編では色々と辛いことを書かなければならないので、書きたいものに反して精神や耐性が貧弱な身に書けるかどうかだけが不安な所ですが、頑張りたいと思います。それ以外にも外伝とか別作品とか書きたい……と常に揺れ動いているので、そしておそらく皆様お察しの通りこだわりがあるせいでやっぱり年数が掛かってしまうかと思うのですが、第二部も無事完結を目指します。

　それでは、もし良ければ次は続編でお会いできると嬉しいです。あとがきまで読んでくださいまして、ありがとうございました！