思いついたままに書いています。 いつも始まりのストーリーは良さげなのが出てくるのですが、なかなか終わりにまでたどり着くことができない未熟者です。 頭の中で通…
彼は「渡り鳥」であり「52ヘルツの鯨」でもあった。その共通点は、絶え間ない孤独。溜息が出るほど美しい文章でした。読み終わる前から「今回の入賞これだな」と確信できるほどに。他者との共感をま…続きを読む
孤独で、少し卑屈な青年が主人公。けれどこの作品には、大海をゆったりと泳ぐ鯨のような、独特のテンポで時間が流れているように感じました。あるいは、夏の強い日差しを和らげてくれる木陰のようなやさしさが…続きを読む
不思議な組み合わせだけど、妙にピッタリとした登場人物。無邪気な少女と、そうでない主人公。少女の目には、どういった世界が映されているのか。純粋な言葉に勇気づけられる。鯨にもきっと、そういう…続きを読む
毎年決まった時期に言葉を交わしているらしい2人の物語。上手く周りに溶け込めず、不器用に擬態しながら周りに無理矢理合わせようとしてきた主人公に、ただただ真っ直ぐで心優しい女の子がしゃべりかけてくる。そ…続きを読む
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