女の友情って、なんだかな。

最後まで主人公は友だちにだまされて、逃げられて、悲しいはずなのに、でもそれが少しも嫌じゃない。つらくない。
なぜなら、それは彼女の新しい人生の始まりだもの。おめでとうと拍手したくなります。
この作家さんの感性が文字の間からあふれ出して止まない素敵な小品をぜひ手にしてみてください。
きっと他の作品も読みたくなりますよ。