ハードボイルドは、「敗れ去る主人公」で終わるのが常道のようです。この物語も助かったと’思いきや、最期にどんでん返しが待っています。乾いた雰囲気とラストの救いのなさがよかったです。
物書きです。『大正地獄浪漫』(星海社)、『天才ハッカー安部響子と五分間の相棒』(集英社)、『原発サイバートラップ』(原書房/集英社)、『御社のデータが流出して…
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