概要
川はただひたすら同じ方向に流れていく。線路の上でさえ進む方向は自由だが
「あたし、バイトですけどラフティングのガイドをしているんですよ」
森の中の川沿いで、女性はその場にいたふたりのバックパッカーに声をかけた。ラフティングの参加者のうち、ふたりが来ていなかったのだ。
女性に頼まれて、そのふたりの代わりに参加することになったバックパッカーたち。
そのうちのひとりは、姿を隠すように黒いローブを着込んでいた。
その目線らしきものは他の参加者に向けられた。
半分は期待で、もう半分はローブの下を知られる可能性による不安で。
2話完結の短編です。
化け物バックパッカーシリーズ
https://kakuyomu.jp/works/1177354054895479999
森の中の川沿いで、女性はその場にいたふたりのバックパッカーに声をかけた。ラフティングの参加者のうち、ふたりが来ていなかったのだ。
女性に頼まれて、そのふたりの代わりに参加することになったバックパッカーたち。
そのうちのひとりは、姿を隠すように黒いローブを着込んでいた。
その目線らしきものは他の参加者に向けられた。
半分は期待で、もう半分はローブの下を知られる可能性による不安で。
2話完結の短編です。
化け物バックパッカーシリーズ
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