本作は作者の見た夢をもとにした短編集です。夢らしく不可思議で非整合、突拍子のない展開も多いですが、それ故に普段は思いつかない意外性をも包含しており、独特の雰囲気と読後感を与えてくれます。
「Weather」シリーズなどを連載中です。
これは僕の場合ですが……夢の中にいるときはほぼほぼ、現実ではあり得ないことが起きたとしても、違和感を覚えない。自分の部屋にいたのに、急に学校にいたりとか。当たり前のように、犬と会話してたりとか。…続きを読む
本当に不思議な話がつまった短編集です。夢の中の出来事ということで、読んでいるとなんだかこちらまで夢の世界に足を踏み入れたかのような、ふわふわした気持ちになります。まさに夢物語!現実を逸脱…続きを読む
作家さんの中には枕元にノートを置いて寝る人もいると聞きます。夢をその場で書き留めるのだとか。夢をモチーフにした掌編、訳などないところがまた魅力です。
こういうこもとあったな、とか。懐かしいな、とか。そういう夢を追体験するような気持ちで楽しめました。ハラハラ?ドキドキ?ワクワク?子供のような気持ちで楽しめるかと思いきや、手に冷や汗を…続きを読む
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