小説の魅力を一言。「元気がでる!」もう、これしかない☆

双子の王子。それが離れ離れとなってしまい、それぞれの道を歩むことになる。双子と言えば、どんなに離れていても互いの思うところ感じるところが一致し、不思議な心の通い合いが展開されることを考えてしまうが、愛宕の予想は全く外れた。双子同士の心の通じ合いではなく、もっと大きなレベル……正に時空や人種の垣根を超えたレベルで双子の「想い」は通じ合い拡散していた。

あらすじ的なことは他の読者さまのレビューに委ねるとして、愛宕が一番に薦めたいのは作者さまの筆使い。ワールドワイドな国盗り合戦が繰り広げられ、葛藤あり理不尽あり悲しみありの長編なのに、各エピソードを読み終えると何故か心が温かくなる。マイナス要素をプラスに変える力を持った特殊な筆使いが、読み手の心を強く掴み励ましてくれる。もう読んでいて楽しい☆

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勝手ながら、続編も期待する☆

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