ちょっと不気味で、終始緊迫感のある物語なのに、文章にどこか品を感じる、美しい、最初から最後まで、心地よく読める素晴らしい文学作品だと思いました。
子どものころ、誰にでもあったはずの出来心。それがすべてのはじまりでした。大したことじゃない……そう思っていたことが、少しずつ少しずつ歪んで、大きなズレになっていく。人間としての不自然さが溜まっ…続きを読む
なにこれこわい。小学生なら、ここまでではなくても似たようなことする子、しなくても考える子とかいそう、クラスにもいたかも、いや、私もちょっとはそういう部分あったかもという恐ろしい共感。表面上は…続きを読む
初めて読んだときに面白すぎて文字数が8000近いことに気がつきませんでした。一人称口語(敬語)で始まり、そのままテンポよくしかし情念を孕みながらつらつらと進む主人公の話の内容は、正直理解に苦しむの…続きを読む
メインキャラ2人ともなかなかのサイコです。一番の被害者は誰でしょうか?うーん。やっぱり主人公でしょうか。ふふふ。
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