概要
人には誰しも、隠したいものがある。
「嫌いなものは、人間です」そんなひどい自己紹介から始まる主人公菊池幸助の物語。昔に起こった数々のトラウマから、若干の人間不信となってしまう幸助。そんなことから誰に対しても素っ気ない態度をとり続け、やがてはクラスの嫌われ者、ついには学校中の嫌われ者に……。「陰湿」「インキャ」毎日のように浴びせられる罵声に耐えながらの高校三年生。そしてそんな彼にはある秘密が。これはそんな主人公が送る、高校最後の物語。
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