概要
もう私の前で傷つかないで。
優等生で真面目で大人しくて、誰にでも敬語な隣の席の柳くんは、いつも『感傷』で傷だらけ。
そんな柳くんが気になって仕方がないから、今日も私は柳くんに絆創膏を渡す。
「ところでさ、今日の占いって見た?」
「……見てませんが」
「今日ね、天秤座が占い最下位だったの。ってことで、これあげる! ラッキーアイテムだって!」
そう言って私は、1枚の絆創膏を柳くんに差し出した。
占いなんて見てないし、星座も君と同じ天秤座じゃないけど。
そんな柳くんが気になって仕方がないから、今日も私は柳くんに絆創膏を渡す。
「ところでさ、今日の占いって見た?」
「……見てませんが」
「今日ね、天秤座が占い最下位だったの。ってことで、これあげる! ラッキーアイテムだって!」
そう言って私は、1枚の絆創膏を柳くんに差し出した。
占いなんて見てないし、星座も君と同じ天秤座じゃないけど。
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