泡の大きさ

 SFでもあり恋愛でもあり純文でもある内容。背景となる設定からして『文学のための舞台装置』だ。
 主人公はどちらかと言えば受け手、語り部としての立場になっており、作品そのものの主張を支える土台になっている。つまり、読者の意識が主人公を通じて拡散していく。
 詳細本作。