宗教の対立が軸ではありますが、取り巻く環境の変化の中での人の心理や生き方の変化の描き方が本当に上手だなと思いました。その点は宗教に興味がなくても楽しめる点で、すごくおもしろかったです。あとは同じ場…続きを読む
宗教対立という大きな時代の枠の中で、登場人物一人一人の正義――信念が描かれる作品です。リアリティのある世界感が重厚な文で描かれており、読み応えがあります。ノンフィクションの歴史小説を読んでいるか…続きを読む
第一章(十話)を読み終えての感想・レビューです!まずは一言……「小説」を読みたい方、間違いなくおすすめです。本作は、中世ヨーロッパの世界観を借り、架空の宗教を創造してそれらを巡る対立を描いて…続きを読む
ルクス教とユス教の宗教戦争――。 それはファンタジーの世界ながら、まるで歴史小説のような現実感を感じられます。 そしてそのリアリティを持って語られるのは、時代に翻弄される人々の絶望や無力感。…続きを読む
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