概要
「人間に擬態しているロボットだと思っている少年」の話です。お題に沿ってるか微妙なので、アウトだったら取り下げます。
おすすめレビュー
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- ★★★ Excellent!!!もはや何も信じられない主観のマジック
自分のことをただの平凡な学生だと思っていた少年が、ある日突然自分がロボットであったことに気づくお話。
と、書かれていることをそのままそっくり信用すればそうなると思うのですが、でも信じられる要素が何ひとつ……という物語です。あくまでも主人公の主観に沿ってのみ描かれる世界、つまりは一人称体の特性がうまく利用されていて、読んでいてちょこちょこ「いや、いやいやいやいやいや!」となってしまうところが魅力というかポイントというか、なんだったらもう「ここに書いてある内容なにひとつ正しくないのでは!?」となる感じが非常に楽しい作品でした。
ある種の誇大妄想というか強い思い込みというか、突然支離滅裂な思…続きを読む