概要
僕らの出会いを否定しないでくれと、あれだけ彼女に言って聞かせたのだ。
僕が愛を放てば、受け止めてくれる人だ。
僕の愛の形を、この世で唯一知っている人だ。
だけれど僕らは、セックスをしたこともキスをしたことも、どころか手を繋いだことすらない。
はたから見てこれほどおかしい関係があるだろうか。
それでもこの関係が至上なのだ。お互いがお互いを思い合う。お互いがお互いの幸せを願い合う。
そんな彼女の、旅立ちの日。
僕の愛の形を、この世で唯一知っている人だ。
だけれど僕らは、セックスをしたこともキスをしたことも、どころか手を繋いだことすらない。
はたから見てこれほどおかしい関係があるだろうか。
それでもこの関係が至上なのだ。お互いがお互いを思い合う。お互いがお互いの幸せを願い合う。
そんな彼女の、旅立ちの日。
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