普通という暴力

作者 バル@小説もどき書き

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★★★ Excellent!!!

「普通」という言葉は特殊なもので、ふと立ち位置が変わると「普通」でなくなってしまう。そんな女の子を描いた物語。暴力とまで形容してしまうストーリーと、その先にあるもの。

心情のなかで感じて育つ、思考や経験がリアルな文体で伝わってきます。そして、作者さんの想いも読者に伝わっていく……とても素敵な小説です。

★★★ Excellent!!!

同調圧力の生々しい痛みを、飾らない言葉で見せつけてきます。
あなたは、周りから普通になりなさいって言われて、自分の気持ちは誰にもわかってもらえないと思っていませんか?
あなたは、普通の捉え方を照らし合わせないで、誰かに普通でいるように言いつけていませんか?
そんなあなたに、このお話をおすすめします。

★★★ Excellent!!!

最後まで、読みました。スクロールさせてもう一度読みました。
これは実話だよ、と言われたら、ああ、やっぱりね。と私は言います。
フィクションだよ、と言われたら、本当に?と聞き返します。
それほどのリアルな心理描写です。
嘘でしょ、と思ったなら読んでみてください。
このレビュータイトルが口から出てきますから

★★★ Excellent!!!

普通……なんなんでしょうね。
それをとにかく考えさせてくれる作品です。
周囲と同じことをしなければこの世界からは排除されるのでしょうか?
自分らしく生きてはいけないのでしょうか?
主人公の思いが綺麗な文章となって現れています。
普通にしろと言った言葉の押し付けは個人の否定につながるのだ。
あぁ、普通ってなんなんだろうな。
と何度も何度も考えさせてくれる作品です。
ぜひ、一度お読みください。

Good!

他人の普通と自分の普通とは、やはり相違があるものだと思います。
これが普通、これが常識……果たしてそれは本当でしょうか?

普通ができない人もいる。
世の常識で育たなかった人もいる。
この世界には千差万別の価値観を持つ人間がいるんですから、当たり前ですよね。

この物語は、そういう話。
普通にしなければならないとは、ある意味で暴力です。

★★★ Excellent!!!

拝読致しました!

普通とは何なのか、そもそも普通じゃないと何がだめなのか、についてよく考えさせられる文章でした。

私自身、おかしいとか言われながら生きているので──まあ自分を持っている事がおかしいと思ったことはないですが、人の深い所まで見ようとせずに自分の価値観を押さえつける人の業の深さは見るに堪えないですね。

非常に分かりやすく色々と気付かされる文章でした。ありがとうございました<(_ _)>

★★★ Excellent!!!

「普通」とか「一般」という言葉を自分に充て、他者を攻撃する。
そういう人間は、どの世界にも、一定の割合で存在する。

もっとも、そういう言葉でくくられる範囲にいる者たちは、楽である。
自分たちは「普通」であり、「一般」だと思っていられるから。

だが、何かがそうでないとき、その手の言葉を信奉する者たちは、暴力という意識なしに、攻撃を仕掛けてくるものである。
もちろん、「攻撃している」という認識もなしに。
彼らはなまじ「ためを思って」ものを言っている要素がある分、性質が悪い。

~余談ながら、私自身、そういう人物を裁判を通してボコボコにしたことがあるので、身にしみてわかっている。

そのことを、この短編は「普通じゃない(?)」少女の身を通して我々に警鐘を与えてくれている。

★★ Very Good!!

 一人の人間がひたすらに転落していく様を、これでもかと見せつけられた。
 作品の形式は、主人公の一人語り。視野の狭くなりがちなこの形式を、マイノリティ側の視点から採用するという、かなり難易度の高い書き方がされていた。
 独り言のような語り口には、主人公の感じている苦悩が、まるで自分のものなのではないかと錯覚してしまうほどに没入感がある。
 短い作品だったが、読後の衝撃は長編を読んだときのものに匹敵していた。
 執筆お疲れ様でした。

★★ Very Good!!

『普通という暴力』読まさせていただきました。
思春期に見られる精神的な壁について考えさせられるもので、主人公の中の鬱屈した思想を上手くされていたと感じました。もしかしたらバル氏の実体験を言語化したものなのかと思わさせられる作品でした。
また次回の作品も楽しみにしています。

★★★ Excellent!!!

今作は、日本の教育制度の限界とその方針にはみ出た者がどうなったのかという小説というよりドキュメントというような作品です。

普通という楔が多くの人のドラキュラの杭のように打たれ、行動を抑制する十字架のような枷となっている。

他人が浄化し改善を促そうとしても、かえってそれはドラキュラに聖水となってその人をもがき苦しめる地獄に陥れてしまう……いわば傷害となる。

日本は生徒を普通か否か、或いは優良品か不良品かの判別を行う工場製品のように考えているように思える。

そしてそれは民間。家族。社会ですらそれを規範としているようだ。

いわば、いじめを是としている。

その心に歩み寄る姿勢を、多くの人に求めたい。

そう強く感じる作品でした。
読ませていただきありがとうございますm(__)m