力強い筆致でずいずいと読ませます。なのになぜか柔らかくラストと題名が重なりました、凄い。
近況ノートで哲学完成を目指してます。英文抜粋は望月新一の論文より。 哲学完成とは、プロジェクト・スーパーウルトラグランドネコさんの達成で、プロジェクト・スーパ…
子供の頃に見た蛍は、光を出す時間は短くとも、少しだけ休んでまた光って。子供の頃に光っていた主人公は、年を経るごとに変わりゆく影絵のような町の中で少しだけ休んで、でもなかなか光に気がついてもらえな…続きを読む
かつて柳瀬川という川のさらに支流で蛍を見た女性主人公の人生が淡々とした筆致で語られる文芸作品。離婚してひとり娘と実家に戻った主人公は、景色が自分の頃とはまるで違っていることに気づく。やがてその娘…続きを読む
一時は衰退したと思われた蛍の復活と、自分の生き様を絡ませて詩情豊かに展開する文章がしみじみとして素敵です。 街の変遷は作者の実体験でしょうか。
ちょうど梅雨時に目にしましたこちらの作品は、このところずっしりとしてたり起伏の激しい物語ばかり読んでいた私には、久しぶりに出会ったすっと心に染み入るお話です。幼い頃に見た蛍の光の記憶から綴られる…続きを読む
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