武蔵野の蛍が見守る、母と娘の物語

子供の頃に見た、一匹の蛍。
儚げに光る、息を吹きかけたら消えてしまいそうな蛍。
変わりゆく武蔵野に一人取り残される主人公は、
自分をその蛍と重ねてしまう。

そんな時、孫を連れて戻ってきた娘。
不安に思う主人公の気持ちを変えた娘の行動とは?
そして孫に誘われて訪れた素敵な場所。
自分の居場所を見失った時にふと読みたくなる、心温まる作品だった。

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