太宰風味の歯痛コメディー!!

太宰治への愛がひしひしと感じられ、太宰文学へのオマージュが詰まった作品です。舞台は現代の歯科医院です。
あちらこちらに太宰文学が散らばっていて、「あ、これはあの作品だ!」などと発掘していくのも面白いです。
大真面目な文体で内容が抜歯なので、そのちぐはぐさにも笑ってしまいます。
親知らず抜くの大変だもんね、としみじみ思いました。

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