コロナなんて関係ないと信じたかった僕らの物語

作者 秋野桐吾

コロナ禍に オモイ想いて 十重二十重 綴り編み上げ ヒトの間に間に

  • ★★★ Excellent!!!

「『いま』ならでは」など生ぬるい。
『鮮烈』『繊細』それだけでもない。
此処に個々に確とあるのは『コロナ禍』という『いま』に晒されたそれぞれの生。

色褪せた風景
ささくれるココロ
それでも『いま』に息吹くヒト

希望の明日も
絶望の破滅も
どちらも僕らは見失い

さりとて今日は今日として
壊れた『いま』にまだ住まう

散りばめられたココロのカケラ
切り取り集めた景色の数々
一つ一つに『いま』映しつつ
重ね重ねて意味を成す

綾成す意味と素朴なオモイ
綴り編み上げ十重二十重

ヒトの間に間に
漂う『いま』とは。

◇コロナなんて関係ないと信じたかった僕らの物語◇

信じなくても
『いま』そこにある

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