このレビューは小説のネタバレを含みます。全文を読む(278文字)
下校中に突然雨降りにあってしまったなつきは、大急ぎで公園の滑り台の下に入って雨宿りをします。そこで、宿題のリコーダーを吹き始めると、なつきの吹くメロディに合わせて、誰かが滑り台の上からトントンとリズムを取り始めました。トトトン、タタタン懐かしい曲、懐かしいリズム。そして雨が上がり、なつきは素敵なお友達を発見するのです。優しい作者様の語り口調に、いつしか幼い頃の柔らかな心が蘇ってきます。人を癒す力のあるとても素敵な作品です!
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