童話調で語られる切ない物語
- ★★★ Excellent!!!
しんしん、つめたい雪が降る。
七五調で何度も繰り返される美しい情景が胸に刺さる。
キンと凍り付いた透明感のある空気と、それをわずかに曇らせる温かい吐息。
無音という名の音と、大地を揺るがす振動。
積もる雪と、山の噴火。
放逐される精霊と、祀られる精霊。
罪を背負って生きる者と、功績と共にこの世を去る者。
想うほどに二人の距離が広がっていくのが切ない。
しんしん、つめたい雪が降る。
七五調で何度も繰り返される美しい情景が胸に刺さる。
キンと凍り付いた透明感のある空気と、それをわずかに曇らせる温かい吐息。
無音という名の音と、大地を揺るがす振動。
積もる雪と、山の噴火。
放逐される精霊と、祀られる精霊。
罪を背負って生きる者と、功績と共にこの世を去る者。
想うほどに二人の距離が広がっていくのが切ない。