詩のような、童話のような、民話のような、澄んだ空気感と短い文章のなかに、たくさんの想いを感じる物語。 冷と熱。静と動。罪と功績。切なさとやりきれなさと、その対比が胸に迫ります。すぐ読めるのでぜひ。
※ペンネームを『野々ちえ』から『野森ちえこ』に変更しました(2024/1/1) ようこそ、おいでくださいました。 いつもお読みくださる皆さまありがとう…
しんしん、つめたい雪が降る。七五調で何度も繰り返される美しい情景が胸に刺さる。キンと凍り付いた透明感のある空気と、それをわずかに曇らせる温かい吐息。無音という名の音と、大地を揺るがす振動。…続きを読む
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