思い出す、あの雪のにおい

鷹匠の少女のお話、ではあるのですがそれ以前の問題として、物語を形づくる文章の美しさに圧倒されます。
静かな、降り積もる雪の落ちる音すらも聞こえるような森を思わせる描写の数々。「雪のにおい」をはっきりと思い出せる人ならば、読んで損はないでしょう。気持ちのいい文章でした。
続きに期待しています。