結局人の幸せとは何だろう?

夜中のコンビニという何気ない場面ですが、もし技術が進歩すればこうなってもおかしくはないと感じます。お金の話から経済、政治体制と進み、そこにロボットやAIをすらっと絡めた内容なので、非常に読みやすいです。

普段はあれだけ仕事や済みたいと思うのに、いざ仕事をしなくなると寧ろ働かないと落ち着けないという矛盾。安全が保障されているのに、逆にスリルを味わいたくなる矛盾。人間の欲望は夢の社会を叶える原動力になる反面、どこまでも「ないものねだり」なんだなぁ……。