戯曲にも仕立てられそうなリズムと雰囲気。舞台を観たような独特の読後感が味わえました。
お読みいただき、ありがとうございます。 現在「およそ82億と7つの世界」というファンタジーに偽装したSF長編を書き終えてから、投稿しています。 予約投稿して…
このレビューは小説のネタバレを含みます。全文を読む(231文字)
不思議な童話を読んでいる気分です。個人的にはアカ推し。
詩的で、静かに物語が進み、見えないところで起こる何かに想像しながら、この世界観に引き込まれていきました。恐ろしく、そして、静謐な、素晴らしい物語です。
優しい文体が醸し出す、ふわふわとした不安定な世界。その世界に安定をもたらしている3人の少女。3という数字は安定を意味するマジックナンバー。鼎立という言葉もあるくらいに。諸葛孔明は言った。…続きを読む
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