ごあいさつ
~あとがき~
ここまで異世界ミステリー、ジャン・アドラーとフィオラ・リスレットの物語を追って頂き、本当にありがとうございました。
ジャンルごとに1本は小説を書こうという作者のエゴによって、ちょっと無理めではと思いつつ始めた「異世界+ミステリー」もどうにか完結へと至りました。
途中、仕事事情などリアルのごたごたによって連載が止まり、だいぶ期間が空いてしまった事申し訳なく思っております。
というわけで遅くなりましたが、今作「異世界ミステリは貴族令嬢の助手と共に」を描かせていただきました草詩と申します。
短編ファンタジーで行った、事件後の後始末をするようなお話から「これならミステリもそれっぽく描けるのでは?」と、たいしてミステリーを読んだこともないのに見切り発車をした本作。
苦手なものは苦手といいますか、下地がないのを無理に書くのは骨が折れるもので……。
異世界ファンタジーだからこそ、陳腐化しないよう硬めにやりつつ、最後は得意(?)なアクション方向へと持っていきました。
タイトルも、これまでと違って何となくライトノベルをより意識したものの、性に合わない事はセンスが出ないなぁと実感しております。そのうち変えるかもしれない!
とまぁ作者の都合は置いておいて。
今作、実は世界観を「守巫屋のパムと、カワウソのペコ」、およびなろうにて公開している「黒装のファナル」と共有しております。
時期もだいたい同じ時期。守巫屋のパムと、カワウソのペコにて登場する冒険者は何を隠そうライアー・ディアンです。
治療法を求めて、東の国境付近にあるダンジョンを探索している頃のお話だったり。
「黒装のファナル」ではヒロインにクリスタの従妹が居たり、その後のフィオラの姿があったりとちょっとした繋がりもあったり……。
この世界勘に関してはきっちり年表や人物表を作っているので、また何等かの形で冒険が描かれる、かもしれません。
ひとまず2023年以内に完結させることが出来ましたので、また来年から色々と活動していきたい所存です!
それでは、またの機会がありましたらよろしくお願いいたします。ではでは!!
異世界ミステリは貴族令嬢の助手と共に 草詩 @sousinagi
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