こんなことレビューを書くと、まるで恋愛もののよう。違います。ホラーです。平穏さからの不穏さへの一転が癖になります。戻ってきたと安堵したところのトドメ。これこそが醍醐味!
意味不明というより、自分の脳が理解を拒否します。そこが却って怖い。書き手のセンスと物語の恐怖が、ぴしりと嵌っている印象です。 え! こんなの書けたの!? というのが正直な感想。 作者さま独特の、ちょっと先の読めない文体が、日常の風景すら恐怖に歪ませます。もう理屈ではない怖さ。 もっとやってください。