概要
これをもって第1736号自走榴弾砲は傷痍除隊された。
対戦車榴弾が当たり、自走砲の砲身は鋭い音を発してあっけなく折れた。砲身の悲鳴を聞くや否や、自走砲は煙幕を焚いて撤退した。
作戦で敵の奇襲に遭い、砲身を破壊された国外基地軍所属の旧式自走砲は除隊通告をうけた。除隊された者の中に混じって輸送船に運ばれ、本国に送還されることになる。
銃砲の弾が飛び交う戦場を離れた自走砲は平穏な生活に何を見出すのか
*不定期投稿
作戦で敵の奇襲に遭い、砲身を破壊された国外基地軍所属の旧式自走砲は除隊通告をうけた。除隊された者の中に混じって輸送船に運ばれ、本国に送還されることになる。
銃砲の弾が飛び交う戦場を離れた自走砲は平穏な生活に何を見出すのか
*不定期投稿
おすすめレビュー
書かれたレビューはまだありません
この小説の魅力を、あなたの言葉で伝えてみませんか?