概要
——その刀は、忌むべき青の光を放つ
苛烈を極め、十三年間続いた第四回月下大戦の影響により年々人員不足に悩まされていた封魔教団は、新たなメンバーを確保すべく、妖刀選抜戦を行った。主人公 境は何千人と参加したその大戦の生き残りである。17歳の若さにして生き残りの13人の中で最大の妖斬りを果たし、教団随一の妖斬りである父親を越す逸材と称される。中ノ国の秘伝刀術を受け継ぐ子供であるとの期待も高まる中で、頬には「中」の漢字は現れず、代わりに背中に「妖」の字が薄く出ていることに気付いてしまう。また、青月家の妖刀を抜けなくなるという問題も起こり始めていた。青月家の後継ぎとなるため、修行を重ねるある日の夜、赤色の目をした男に襲われ気を失うのだった―――。
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