第108話 罪の女の歌 ⑥迷いへの応援コメント
久里 琳さま
こんにちは。
マカレーナの心の内を想像すると辛いですね。女王としてのプライド、ダニーの保護者としての責任感。でも仕事柄飲む酒は自分を律するそれらの枷をぐらぐらと揺さぶってくるのでしょうね。夜ごとこれでは、いつかガビのもとに再び行ってしまってもおかしくなさそうです。それを阻止しようとする彼女の最後の理性がどちらの方向に彼女を追い詰めてしまうのか、知るのが怖くもあります。
作者からの返信
応援ありがとうございます!
マカレーナの胸中に去来するさまざまな想い、お酒がぐらぐらと揺さぶるというのはその通りだと思います。今回は直前で思いとどまりましたが、ガビに会いたい気持ちがいつかあふれてしまいそうですね。
追い詰められる、、まさにそんな状況ですが、自身で認めようとしていないのが痛いですね。最後まで見届けてくださいましたら!
幕間コラム8(麻薬)への応援コメント
久里 琳さま
こんにちは。
マカレーナたちの魅力に強烈に引き寄せられており、終わりが近づくのが寂しいです。マカレーナがガビに別れを告げたときにように、この物語も鮮やかに終わっちゃうんだろうなと思うと、どうしてもやきもきしてしまいます。
「人間やめますか」のキャッチコピーは乱用防止に一役買ういっぽうで、手を出してしまった人間の更生の足を引っ張ると聞いたことがあります。「ダメ、ゼッタイ」もそうなのでしょうね。難しい問題を孕んでいるようです。
作者からの返信
応援ありがとうございます!
マカレーナたちに強烈に引き寄せられているとのお言葉、うれしいです。かれらにどんな結末が待っているのか、最後まで見届けていただけましたら幸いです。
手を出してしまった人の更生の足を引っ張る、、言われてみれば、そんなマイナス面があるんですね。理解できなくはないですが、考えだすと、最後は沈黙するしかなくなるような気も、、むずかしいですね。
第98話 カリブの波間 ⑨発覚への応援コメント
久里 琳さま
こんにちは。
マカレーナとガビの関係はダニーにはやはりバレていそうですね。ダニエリに言及するクロエに、マカレーナを煽る手段としてだけではなく、どこかダニーの心をいたわる雰囲気を感じます。
たとえダニーのことを告げられても、退くことを潔しとしないマカレーナです。フアンと目の前のクロエに見せつけるかのように、ガビと「愛の逃避行」を決め込もうとしますが、いつかこうなることはマカレーナには見えていたのかもしれません。
もしクロエがこうなることを見極めたうえで、フアンを落とすためにマカレーナを破滅に追い込もうとしていたのなら、大した手腕ですね。
作者からの返信
応援ありがとうございます!
以前のご推察どおり、やはり恋するダニーは気づいたようです。クロエは心の底を見せないタイプですが、ダニーに肩入れしている節はありますね。
たしかに退くことを潔しとしないマカレーナ、どこまで突き進むのでしょうか??
マカレーナを突っつくことでフアンを掻きまわすことになればいい、という計算は働いていそうです。
第94話 カリブの波間 ⑤蜜月への応援コメント
久里 琳さま
こんにちは。
マカレーナがガビに惹かれないはずはないとわかってはいたものの、いざこうなってしまうと、苦しいですね。彼女はダニーには気づかせないと言っていますが、ダニーのことを子供扱いしすぎじゃないかなあ。ダニーももはやマカレーナと同じ、ガビを愛するひとりの女です。誰かが必ず悲しい思いをするのは免れられないようですね。
作者からの返信
応援ありがとうございます!
マカレーナの想いを予感していただいていたんですね。そしてダニーに気づかれずにいられるのか、たしかに見通しが甘い気がします。ダニーもガビを愛するひとりの女、まったくその通りですよね。
誰がどんな悲しい思いをするのか、見守ってくださいましたら幸いです。
第92話 カリブの波間 ③クロエへの応援コメント
久里 琳さま
こんにちは。
ほう、フアンのクロエへの接触。この鋼鉄のような辣腕刑事の顔色から裏切者を読み取れるとは、さすが帝王となる男は違いますね。クロエのマカレーナへの興味が気になります。以前ルイスと四人で会ったときのマカレーナの挑発は強烈な印象をもたらしていたようですね。
作者からの返信
応援ありがとうございます!
勘の良さも帝王になる男の条件のひとつかもしれませんね。
仰るとおり、鋼鉄のようなクロエ(!)に、マカレーナは強烈な印象を残したようです。今度はクロエがマカレーナを挑発する番かもしれません。
幕間コラム6(御礼・予告・他)への応援コメント
久里 琳さま
こんにちは。
こうやって読者に呼びかけたり、コメント欄をつかって対話したりできるのがウェブ小説の特徴ですね。
そうか2020年から2021年にかけてご執筆された作品だったのですね。このコメント欄からもそのあとも積み続けられているのが分かり、御作の人気ぶりが分かります。キャラクターが本当に魅力的ですから (*´艸`)
でも、この後の「紆余曲折」がちょっと怖いです (^^;) 楽しみだけれど、ドキドキ……
作者からの返信
応援ありがとうございます!
対話できるのは、本当にウェブ小説の魅力ですね。励まし合ったり、切磋琢磨したり。
小説を書きはじめた頃の作で、いま読み返すと未熟なところが目についてしまうのですが、、苦心しながら書き上げた思い出があって、手をつけるのも躊躇ってしまうんですよね。。
キャラクターが魅力的とのお言葉、うれしいです(^^) この後の紆余曲折も楽しんでいただけましたら!
第65話 州警察 ①夜伽への応援コメント
久里 琳さま
こんにちは。
このダニーの乙女心、恋を知りはじめた女の子の不安と勘の良さが生き生きと描き出されていて、さすがだなあと思うのですが、どうしてこんなに女ごころが分かるのでしょう! しばらく久里 琳さまのことは女性だと思っていて、他の作品でおばあさまの「兄」に間違われたこと、それに本作コメントで「妻」発言を見てようやくそうでなさそうだと確信したのですが、いまだにときどきわからなくなります (^^;) そう、妻がいるからといって女性とは限りませんもんね。
女性を賞賛をもって魅力的に描き出せるのは男性なのかな、と思わされているところです。とはいえ、自分の書いている男が男ではないなあとしばしば思われるので、本当にここはうらやましいところです。久里 琳さまの温かく、かつ卓越した観察眼あってこそなのでしょう。
マカレーナやダニーたちには本当にどきどきさせられています。
作者からの返信
応援ありがとうございます!
ダニーの乙女心が生き生きと描き出されているとのご評価、光栄です。私が男性か女性か、、と想像くださるのもうれしいです(^^)
本当に、異性の心情を描いたり、立場や考えの異なる人の言動を描くときは、これでいいのか?と悩ましいですよね。
同性だから描けるリアルも、異性だから創造できる魅力も、ともにあるのだと思います。(異性を賞賛をもって描き出せる、というのがまさにそうだよなと思いました)。両方兼ね備えられればいいですが、、、むずかしいですよね。異性がどんなことを考えてるのかな、とか、どんなことにどきどきするのかな、とか想像しながら私は書いていて、これがけっこう楽しかったりします。
引き続き、マカレーナやダニーにどきどきしていただけるとうれしいです!
幕間コラム5(カルテル)への応援コメント
久里 琳さま
こんにちは。いつも楽しく拝読しております。
イタリアって家族愛の深さで有名ですね。単なるイメージとしてですが、マフィアとカルテル・シンジケートのイメージ差と同様、イタリアよりも南米のほうが苛烈な陽光にさらされて乾いた大地を思わせます。本当に単なるイメージなのですが (^^;) でも、どちらも皮膚の下で熱く血をたぎらせた民族であるのは間違いなさそうですね。
作者からの返信
応援ありがとうございます!
イタリアの家族愛はどこから来ているんでしょうね。異郷で一族が助け合うのはまだ分かりやすいですが、イタリア国内でも家族愛が強いような印象があります。
南米の方が苛烈な陽光に、、というのは同感です。昼は乾いて、夜はむわっと暑い印象です。この極端さが、熱い血と冷たい残酷とが同居するのに一役買っているのかもしれませんね。
第56話 アロンソ ④前夜への応援コメント
久里 琳さま
こんにちは。
マカレーナたちの楽しそうなバカンスとフアンたちのきりきりと巻き上げられていくような緊迫感の対比がおもしろいです。
マカレーナ、フアンに電話をかけ、娼館の女たちにも閉じこもるよう念押しし、この週末に何かが起きるということは感じ取っているのですね。
それでもフアンを置いてバカンスに出かけられる彼女。そんな彼女だからこそぞくぞくするくらい魅力的なんだろうな。
作者からの返信
応援ありがとうございます!
街での抗争と、リゾートのバカンスと、、対照的な二つの舞台を楽しんでいただければ幸いです。
マカレーナがなにか察知していることを読みとっていただいたんですね。なんにも知らずにバカンスを楽しんでいるようでいて、しっかり気がつくあたりが彼女の魅力なんだと思います。
第54話 アロンソ ②女たちへの応援コメント
久里 琳さま
こんにちは。
あーあ、ダニー、残念でした(笑)。お邪魔虫のちびっこどものいない今日こそ、ふたりっきりになれるはずだったのに、ちびっ子たちよりはるかに手ごわい敵がすでにガビの部屋を占拠してましたか。それでもガビはきっとにこにこしながら勉強しているのでしょうね。
> 飽和した色香が結晶に凝ってガブリエルやダニエリの上に降り落ちてくるよう
この表現、すごいですね。ぞくっとします。
作者からの返信
応援ありがとうございます!
はるかに手ごわい敵、、まったくですね(^^) ガビが動じていないのが一応救いでしょうか。ダニーにもいい日がくることを祈ります。
表現をお褒めいただき、うれしいです。佐藤さんが理系だからこそ、この言葉がすっと映像化されるのかも、と思いました。受容にはセンスが表れますよね。
第50話 フアン ⑪スコールへの応援コメント
久里 琳さま
こんにちは。
男の子というのは、プライドと人情でできているのでしょうか。目の前に新たな死がいくつも見える状況であっても、仲間のかたきを討たずにはいられない。叩きつけるようなスコールと肌を焦がす太陽が交互に現れる南米だからこその気質なのか、どこの国であれ、そもそも男とはそういうものなのか。よくわからないのです。
作者からの返信
応援ありがとうございます!
プライドと人情という切り口はおもしろいですね。
それが男の子だけの性向かは分かりませんが、男の器を量る物差しとして「意地」というのがあるような気がします。
大事なところで意地を通せない者は軽く見られ、逆に小っぽけなことに意地を張るのも蔑まれる。その点、アロンソはギャングに馬鹿にされることは気にせず、銃で仲間の安全が脅かされたときには引かない。彼を見て逃げるのをやめた少年たちを駆りたてたものも、「意地」だったんだろう――と、言われてみて思いました。
第43話 フアン ④反攻への応援コメント
久里 琳さま
こんにちは。
コメント欄がフアンの賞賛で湧いていますが、うんうんとうなずけることばかり! それに加えて、
> 「分かってら。いちいち言うんじゃねー。おめーはお母んか」
こういうセリフがまたかっこいい! 本作、セリフにところどころ混じる長音記号が話者の雰囲気醸成に一役買っていますね。小気味よいです。
作者からの返信
応援ありがとうございます!
フアンはご好評のようで、私も書いていて楽しかったので、うれしい限りです。
セリフは加減がむずかしくて、そのむずかしさと取り組むのが楽しいですね。長音記号は安っぽくなりそうですが、そこを逆手にとって人物や雰囲気を表す材料にできるかな、と。読みとっていただいて、うれしいです。
幕間コラム3(人種)への応援コメント
久里 琳さま
こんにちは。
「人種の坩堝」と「人種のサラダボウル」、似て非なる物をうまく言い分けているのだなと思いました。ただ、「個性を残したまま社会で共存」というと、各人種どうしにコミュニケーションがある平和なイメージがありますが、交流が非常に乏しいからこそ個性(人種の特徴)が残ったという側面もあるのかなとも思わされました。コミュニケーションが活発になれば、そのまま人種の混合に繋がってしまうと思うのです。北米と南米の違いは興味深いですね。
作者からの返信
応援ありがとうございます!
「坩堝」ではなく「サラダボウル」だ、と最初に看破した人はすごいと思いますね。仰る通り、交流が乏しいからこそ個性が残ったという理解が近いのだと思います。もちろん表面上は平和なコミュニケーションがありますが、血が混じらないという現象が困難を物語っていますよね。
そうやって北米と比べてみると、南米の特性が浮かびあがってくると思います。
第36話 ダニエリ ⑪フードコートへの応援コメント
久里 琳さま
こんにちは。
ダニエリとガブリエルの初々しいデートに、マカレーナもしばし目を細めて見入ってしまったのでしょうね。でも、事態はそんなに甘くなかったようです。
娼館の女たちやフアンとシャベルときのマカレーナの口調がとても心地よいです。はすっぱで、丁寧じゃないけれど荒っぽすぎず、色気ときっぷの良さが入り混じった感じが印象的ですね。
作者からの返信
応援ありがとうございます!
マカレーナの口調を心地よいと感じていただいて、うれしいです。色気ときっぷの良さが入り混じる、、まさにそんな姿が彷彿されればいいなと思っていました。
せっかくの初々しいデートですが、、このまま無事に終わりそうにない展開ですね。どうなることか、お楽しみくださいませ。
第35話 ダニエリ ⑩市場への応援コメント
久里 琳さま
こんにちは。
ダニエリの心のなかで育つ黒いものは、ガブリエルの思い出で消し去ることができるんですね。それに気づいて、そうやって黒いものに支配されないよう頑張っているダニエリ、けなげです。ほとんど大人のような時もあれば、少女そのものの顔を見せることもあるダニエリは魅力的ですね。
ようやく会えたガブリエル。でも、幸せいっぱいなダニエリに、今までとは比較にならない危険が迫っているのでしょうか? 不安になります。
作者からの返信
応援ありがとうございます!
大人の顔と少女そのものの顔、、この年頃の子は両方がそれぞれ本当の姿なんでしょうね。魅力的と映って、うれしいです。自身のなかの黒いものと戦うダニエリをけなげと感じていただけるのも。
そんな黒い感情もガブリエルと会うと吹っ飛んでいきますが、、彼女の運命は?? 見守っていただければ幸いです。
編集済
第29話 ダニエリ ④囁きへの応援コメント
久里 琳さま
こんにちは。
この心の声にそそのかされる状況は深刻ですね。きっぱりと拒否し続けられれば消えるのかもしれませんが、今のダニエリには、ひとりで抗いつづけるのは困難なのではないでしょうか。すごく苦しそうです。男性恐怖症と同じ根から発生しているのだろうか、と考えてしまいました。
作者からの返信
応援ありがとうございます!
深刻ですね。仰るとおり、拒否しようにもひとりで抗うには強く大きすぎる闇の声です。男性恐怖症と同じ根から、、その可能性は大ですね。どこまで落ちていくのか、彼女に救いの手は現れるのか、、引き続き、見守ってあげてくださいませ。
第28話 ダニエリ ③眩暈への応援コメント
久里 琳さま
こんにちは。
ダニエリが男性恐怖症! これは意外でした。その生い立ちから想像するに、幼いころにかなりひどい心の傷を負った挙句の症状なのではないでしょうか。彼女の将来が一気に心配になりました。そういう意味で、ガブリエルと一緒にいても平気なうえに彼に好意を持てたというのは目を見張るようなできごとだったのですね。
作者からの返信
応援ありがとうございます!
人は見かけによらないという典型のようなダニエリの男性恐怖症でした。彼女の将来を心配いただいて、ありがとうございます。
そして、幼いころの心の傷、、真相が明かされるのは先の方になりますが、お待ちいただければと思います。
それにしてもガブリエルへの反応はまさに、目を見張るようなできごとでした! マカレーナたちも意外に思いながら見守っています。
幕間コラム2(名前)への応援コメント
久里 琳さま
こんにちは。
名前はやっぱり聖人から取られることが多いのですね。
そして、名字! 父母両方から名字を受け継ぐ場合、その子に子供ができたらその名字は? はずっと気になっていました。なるほど、その子の父母それぞれの父方の名字が引き継がれていくのですね。私生児だと、母の名字をまるごとつけることになるのでしょうか? 離婚しても、そうなっちゃうのかな?
作者からの返信
応援ありがとうございます!
西洋人の名は聖人から取るのが多いですね。英雄の名もありますが、それも元はやっぱり聖人由来だったり。
国・民族によって名字のルールが違うのも面白いですね。スペイン・ポルトガル系の名字はこんな感じでした。(地域によって差はあるかもしれません)
親が離婚しても両親の姓をそのまま引き継ぐような気がしますが、、私生児はどうなんでしょうね。勝手に誰かの姓を借りてくるとか・・・?
第22話 ガブリエル ⑩告解への応援コメント
久里 琳さま
こんにちは。
これは……ダニエリの心の中でどれだけ嵐が吹き荒れていることでしょう。まず、何より、辛いですね。誰よりも知られたくなかったガビに自分が盗みを働く女だということを知られてしまった。そんな自分をまだガビは「いい子」なんて言ってくれるけれど、きっとまた自分は抗えない衝動にかられ、同じことを繰り返し、ガビを傷つけてしまうに違いない。苦しくてたまらないでしょう。それと同時に、本当のことを言えて、それでも受け入れてくれたガビにつかの間の安寧を与えられもいる気がします。
帽子屋の店主がにこにこと謝罪を受け入れてくれたのが意外で嬉しい出来事でした。
作者からの返信
応援ありがとうございます!
ダニエリの心の中の嵐、その辛さ苦しさを慮っていただいてありがとうございます。
その辛さは、仰る通り、ガビの信頼を裏切り傷つけるだろうことを自身がだれより知っている、しかもそれを止められない、、というところにあるんだと思います。それでもガビの信頼に抱かれることの安心感・幸福感というのもその通りで、だからこそ離れられないんでしょうね。
帽子屋の店主がいい人で良かったですね。ここにもガビの人徳が出ているような気がします。
第19話 ガブリエル ⑦波風への応援コメント
久里 琳さま
こんにちは。
ダニエリの心ひとつとっても、いくつもの喜び、怒り、葛藤、怯えがぐるぐると渦を巻いて彼女の意識を飲み込もうとしているのですね。人間の心の奥深さを思わされます。ダニエリの心はその若々しい肢体と同じく、いろんな感情でぱんぱんに張りつめていて、いつでもあちこちに向かって勢いよく弾んでいるようです。
作者からの返信
応援ありがとうございます!
いろんな感情でぱんぱんに張りつめている、というお言葉がまさに今のダニエリの心の内を表しているような気がします。
感受性豊かな子であると同時に、不安定なところもあるダニエリに、どのような運命が待っているのか、見守っていただけましたら幸いです。
第17話 ガブリエル ⑤ボーイミーツガールへの応援コメント
久里 琳さま
こんにちは。
すごいですね、今日は薄曇りで肌寒く風が吹き荒れているのですが、拝読している間は、強烈な日差しに街路樹の緑がきらめき、鮮やかに日焼けした肌の男女が目の前を闊歩し、日差しに照り付けられたゴミのにおいまでがにおってきそうな気がしました。
この比較的おとなしめの恐喝がかの国の日常茶飯事の光景だということは何となく知っているものの、こうやって目の前で繰り広げられると、はらはらします。ダニエリはこの歳にしてもう慣れたものですね。ガブリエルは名前そのものの穏やかな青年なんですね。その世界で無事に生き延びていけるのか心配です。
作者からの返信
応援ありがとうございます!
南米の日差しに緑、日焼けした肌、、まぶしい色に、においまで! 文章から色や匂いを思い浮かべられるのは感受性のたまものですね。この物語に、佐藤さんの感受性に触れるものがあるのであれば、光栄です。
こんなのも日常茶飯事になってしまうんですよね。その世界にどっぷり浸かって育ったダニエリと、田舎育ちの汚れないガブリエルと、、ふたりがどう生きていくのか、見守っていただければ幸いです。
幕間コラム1(舞台設定)への応援コメント
久里 琳さま
こんにちは。
こういう幕間、大好きです。頭の整理になるし、のめり込みすぎた感情を少し引き戻してくれたりしますので (^^;)
麻薬カルテルの説明にあった「街の人々のカルテルを見る目は複雑です」に原子力発電所を思い出しました。その地域で暮らす人にとっては一概に悪だと言いのけてしまえない複雑な事情があるというところ、似ているように思います。
作者からの返信
応援ありがとうございます!
なにごとも、冷静と情熱のバランスは大事ですよね。この物語にものめり込んでいただいているのであれば光栄です。
原発や、たぶん基地問題も似たところがありそうですね。カルテルの場合は、街の悪童たちにとっては憧れでもあるのだと思います。同時に、貧困から脱け出すための近道でもある、と。(脱け出す前に死んだり捕まったりすることも多いですが)
第12話 マカレーナ ⑫出会いへの応援コメント
久里 琳さま
こんにちは。
マカレーナが言うところの「殴らせればあたしの勝ちだった」ような事件をさらりと描写できるのが素敵です。マカレーナたちにとっては日常的な、ちょっとしたアクシデントなのかもしれませんが、平和慣れした私にはかなり動揺する出来事です。これは、思いっきり引き付けられます。
目を覆って、でも、指の隙間からついついのぞかずにはいられない。私にとってはそんな物語になりそうです。
作者からの返信
応援ありがとうございます!
「殴らせればあたしの勝ち」、、マカレーナと、カリブの剥き出しな熱量が結晶したような事件でした。思いっきり引き付けられるとのお言葉、うれしいです。
情熱に衝き動かされて彼らがどこへ向かうのか、指の隙間からのぞいて見守っていただければ幸いです。
編集済
第115話 罪の女の歌 ⑬約束(最終話)への応援コメント
切なくも美しいラストでした。
広義の意味でのハードボイルドになるのでしょうが、南米という舞台が異国感を通り越して異世界を感じました。その特異な世界観が物語と絶妙にマッチしていて新鮮な読み応えがありました。
マカレーナを中心とする人間模様も魅力的。悲しくも辛い結末でしたが、そこも含めて古き良きハードボイルドですね。
コラムも凄く良かったです。手法としても内容としても。
色々と勉強になりました。読ませて頂き、ありがとうございました。
作者からの返信
応援ありがとうございます!
南米は多くの日本人にとって馴染みがうすいだけに、異国感(異世界感!)がありますね。そんな世界での物語をお楽しみいただけたのであれば、うれしいです。
ハッピーエンドとはなりませんでしたが、マカレーナたちの生き様を愛でていただければと思っていました。コラムもお楽しみいただけたようで、幸いです。
最後までお読みいただき、☆もいただいて、ありがとうございました!
第11話 マカレーナ ⑪ホセへの応援コメント
久里 琳さま
こんにちは。
またもやマカレーナの熱さが異なる角度から示された一話でした。これが良いと思ったら、損得勘定を抜きにしてそれを手に入れて微笑み、侮辱を受けたら即座に受けて立つ。
マカレーナにとってダニーとアナは自分が得られなかった幸せの形をつかみとる可能性を秘めたそんざいなのでしょうか。自分の希望であり、弱点にもなりうる小さな存在。皆に不幸せにならずにいてもらいたいけれど、情熱的なマカレーナたちを見ていると、何も起きないはずはないですね……
作者からの返信
応援ありがとうございます!
マカレーナの熱さ、情熱を感じていただけましたでしょうか。ダニーとアナへの思いも温度が高くて、仰る通り希望であると同時に弱点にもなりそうです。
何も起きないはずはない、、そうですよね。不幸せな未来を招き寄せないよう祈るのみです。
第10話 マカレーナ ⑩ネックレスへの応援コメント
久里 琳さま
こんにちは。
マカレーナの人の好さはいったいどうやって生まれたのでしょう。カタリナが教会のそばで出会ったような不快な出来事はマカレーナだってそれこそ数えきれないほど経験してきたでしょうに。きっと彼女は、女王の座から転落し、自分一人ですら食っていけなくなっても、貧しい子供や不幸に見える女がいたら、手を差し伸べようとするんでしょうね。生まれ持った善良さなのでしょうか。
作者からの返信
応援ありがとうございます!
外界から受ける不快な刺激のためにねじ曲がっていく人がいる一方で、心がきれいに磨かれていく人がいるように思います。たぶん後者の方が少数なんでしょうけど、、だからこそ輝くのかもしれませんね。
仰るとおり、マカレーナは自分が貧窮したとしても困っている人には手を差し伸べるんでしょうね。
第102話 カリブの波間 ⑬別れへの応援コメント
切なくも良きシーンです(涙
作者からの返信
応援ありがとうございます!
マカレーナの別れに涙していただきまして、ありがとうございます。彼らにどんなラストが待っているのか、見届けていただけましたら幸いです。
第9話 マカレーナ ⑨バスルームへの応援コメント
久里 琳さま
こんにちは。
アナマリーアとダニエリ、子供から大人になりつつあるふたりですが、容姿も対照的なら性格もずいぶん異なるようです。運命も大きく分かれていきそうですね。
目を離したら危ないから傍に置いとかなきゃいけないのと言われるダニー、かたや娼婦以外の道だってあるんだよと諭されるアナ、いずれ女王マカレーナの庇護を離れるかもしれない彼女たちがどのような人生を歩むことになるのか、楽しみでもあり不安でもあります。
作者からの返信
応援ありがとうございます!
アナとダニーのふたりにも注目いただいて、うれしいです。
容姿も性格も違っていますがいいコンビでそれぞれマカレーナには大事に思われているようです。彼らがこれからどんな未来を切り拓いていくのか、引き続き見守っていただければ幸いです!
第7話 マカレーナ ⑦フアンへの応援コメント
久里 琳さま
こんにちは。
街で威勢よく啖呵を切っていたマカレーナ、娼館に戻って来ると、ちょっと若さと媚びが増したような印象です (^^) 職場だからこそ、そこで望まれる最高の女となっているようにも見えますね。
フアンはつかみどころのないところに凄みが見え隠れしている気がします。
作者からの返信
応援ありがとうございます!
娼館の女主人としての自覚が、そんな行動をとらせるのかもしれませんね。マカレーナの印象はこの先まだ変わるかもしれません。
一方のフアンも、仰る通り本性は簡単にはあらわしていませんね、きっと。
第6話 マカレーナ ⑥娼館への応援コメント
久里 琳さま
こんにちは。
マカレーナはどれほど魅力的な女性なんでしょう。恵まれた容姿に加え、男たちをじらせ、程よく満足させる技巧にもたけた女王。
でも、この話に留まらないですが、こういった男たちの心情がよくわからないんですよね。ほぼ確実に自分のものにならないとわかっていながら、すがり、恍惚とし、落胆する。それは絶望するまで続くのか、あるいは別の希望を見出すまでなのか。
とにかく、チリチリと焼かれるような痛痒さに苛まれるくらいなら自分ならマカレーナの顔を見たくないと思ってしまいます。いやいや、彼女の存在自体が麻薬みたいなものなのですかね。
作者からの返信
応援ありがとうございます!
人間の心情というのは、冷静に横から見てると滑稽に見えますよね。私も理解できない!と思うことがよくあります。
おそらく彼らは心のどこかで、もしかしたら振り向いてくれるかもしれないという希望を持っているような気がします。女性にも同じようなタイプはいて、それで身を滅ぼす人も見てきました。
こっちは心配もするし、呆れもするのですが、当人には当人の正義があるようで、、まったく、麻薬から目を覚まさせるのは、常人の手に余りますね。
第5話 マカレーナ ⑤証言者への応援コメント
久里 琳さま
こんにちは。
なんと鮮やかな。いっときもたじろぐことなく、少女ふたりを守り抜き自分の威厳を誇示してみせました。ほれぼれします。女王の名はだてじゃありませんね。
ただ、この輝かしさの裏で、マカレーナがこれまでどれだけの涙をのんできたのか気になります。
作者からの返信
応援ありがとうございます!
ほれぼれとのお言葉、うれしいです。マカレーナの女王っぷり、お楽しみいただけましたでしょうか。
仰る通り、きっと陰でつらいこともずいぶん経験してきたはずですね。そんな部分も想像しながら、彼女の言動を見守っていただければ幸いです。
第3話 マカレーナ ③カルテルへの応援コメント
久里 琳さま
こんにちは。
カルテルに「旅団」とか「自警団」など、ごもっともな名前が付けられているところがおもしろいですね。
マカレーナの自信たっぶりな様子が印象的です。たとえ女の子たちが盗みをしていたとしても、うまく逃げ切る自信があるのですね。頼もしいあねごです。
作者からの返信
応援ありがとうございます!
ふたつのカルテルの名前の由来はおいおい語られます。(だいぶ先の方になりますが・・・)
マカレーナはまさにあねごという感じですね。この騒動をどう収めるのか、お楽しみくださいませ!
第2話 マカレーナ ②女王への応援コメント
久里 琳さま
こんにちは。
美しく弾むような文体がとても素敵です。これまで読んだ久里 琳さまの文体とちょっと違うように感じられるのが興味深いです。
夜の世界であろうと昼の世界であろうと、頂点を極めたものには常に凋落の影を感じてしまいます。だからこそ美しさもひとしおなのかもしれません。
作者からの返信
応援ありがとうございます!
まだ小説を書き慣れていない頃の初期作品ですので、いまとは文体が違っていますね。気づかれるのが、さすがです。
いま読み直してみると、練れてないなあと思ってしまいますが、よく言えば初々しいというか、文章を書くよろこびが前面に出ていて、そこが弾むような文体、というご評価につながったのかなと想像します。
頂点と凋落、だからこその美しさ、、そうですね。そんな世界をすこしでも表せていればいいなと思います。
第1話 マカレーナ ①濡れ衣への応援コメント
久里琳さま
こんにちは。
熱い風が通り抜ける町、ダニエラの野生的な美、マカレーナの圧倒的な存在感に1話目でぐいっと世界に引き込まれました。やっぱりすごいですね。
作者からの返信
こちらにもお越しいただき、ありがとうございます!
南米の町と人は、欧州とはまた違った魅力があります。そんな魅力をすこしでもお伝えできればと思います。
長いお話になりますが、のんびりお付き合いくださいましたら幸いです。
幕間コラム6(御礼・予告・他)への応援コメント
こういう創作ノート的なのって良いですね。
作者からの返信
応援ありがとうございます!
何を目指していたのか、ときどき振り返るのは役に立つと思いますね。それを公表してしまうと、自分を追い込む効果もありそうです・・・望むと望まざるとにかかわらず(^^;)
第67話 州警察 ③保護への応援コメント
良き回です。
作者からの返信
応援ありがとうございます!
ダニーにとってはつらい過去ですが、それがマカレーナと出会うきっかけになったと思えば、すこしは救われるかもしれませんね。
編集済
第66話 州警察 ②裏通りへの応援コメント
出会い回。若きマカレーナとフアン、かっこいいです。
作者からの返信
応援ありがとうございます!
ふたりの出会い、お楽しみくださいましたでしょうか。
若い頃からふたりは雰囲気ありますね。
編集済
幕間コラム5(カルテル)への応援コメント
いつも興味深いコラムありがとうございます。
偶然なのですが、最近AbemaTVのひろゆきさんと東出さんが南米を旅する番組にハマりまして、お盆休みずっと観ていました。密かにこの作品の世界観とシンクロしつつ楽しんでいたのです 笑
作者からの返信
応援ありがとうございます!
AbemaTVの番組は見ていませんが、、南米の旅、楽しそうですね。
旅気分を味わうのにこの物語がすこしでも貢献できたのであれば幸いです(^^)
第64話 アロンソ ⑫王殺しへの応援コメント
>踏み込んだ軍警察の精鋭がそこに見たのは、眉間を撃ち抜かれて机に突っ伏したアロンソの死体と、部屋中に散らばったブーゲンビリアの赤い花だった。
映像的で美しいです。
作者からの返信
応援ありがとうございます!
アロンソ編は、映像イメージを喚起するような表現を目指しました。その最後のシーンでしたので、自然と力が入りました(^^) 美しいとのお言葉、うれしいです!
あとがきへの応援コメント
あとがきを読むの、私も大好きです。
>物語世界や登場人物たちと別れるのをすこしでも先に延ばすための果敢ない抵抗
この気持ちもよくわかります! まだ、もうちょっとここに居させて……なんなら物語の裏側や作者様の胸の内も覗かせてください……って思います。
コンサートの後のカーテンコールにも似ているかもしれません。「わー! 素敵な時間をありがとーう!」って思いっきり手を振らせてほしいのです。
単に時間が取れなかったり、途中で企画やコンテストに参加したりで、読み進めるのに時間がかかってしまいましたけれど、物語に触れればすぐに世界観に没頭できたのは、久里様のお力のおかげです。
最後の方は悲しい予感に怯えるあまり「小刻み読み」という技法を編み出したもののあまり効果はなく、やっぱり号泣でした。ありがとうございました。
作者からの返信
応援ありがとうございます!
あとがきはカーテンコールのよう、、本当にそうですね! 読者だったときは手を振りましたし、今回作者の側に立ってみるとお別れする前にきっちり感謝のお辞儀をしなければ、という気持ちになりました。
物語の世界にどっぷり入りこんでいただいて、「小刻み読み」という技を駆使してまで最後までお読みいただきまして、マカレーナたちのために号泣していただいて、感謝の思いでいっぱいです。
いくつもの熱いコメント、それに☆もいただきまして、ありがとうございました!
第115話 罪の女の歌 ⑬約束(最終話)への応援コメント
コカインに手を出した時点でマカレーナは、相変わらず他人の幸せは願うけれど、自分自身の未来は手放していたような気がします。きっとこれが、彼女が望んだ幕引きの形だったのでしょうね。
最終話でフアンの描写がほとんど無かったのが、逆に印象的でした。葬儀には参列したけれど、終われば墓標から目を背けてそそくさと帰ってしまったのではないかと想像しました。独りきりになって彼女を想っているんだろうな、なんて。
マカレーナの墓の前でのプロポーズ。二人の上に降り積もる花びらは、きっとマカレーナからの祝福ですね。
悲しいけれど、とても美しいシーンでした。
涙ボロボロ、おはなズビズビで大変なことになってますが、素晴らしい物語でした。
本当はマカレーナにも幸せになって欲しかったけど! でも! 本気の恋の中で彼女らしさを貫いたのだから、本望だったのだと思いたいです。
ダニーとガビ、絶対に幸せになれよー!
作者からの返信
応援ありがとうございます!
コカインに手を出した時点で、、仰る通り、マカレーナ自身が無意識にこの幕引きを望んでいたのかもしれませんね。
フアンは、、、悲しむ姿など人に見せないはずで、その想いを酌んで読者にも見せない形にしました。彼の想いを想像いただければ幸いです。
ふたりに降り積もる花びらはマカレーナからの祝福、きっとそうですね!
たっぷり涙を流していただいて、素晴らしい物語とのご評価、うれしいです。
ダニーとガビは幸せになるはずです。マカレーナも見守っているはずですから。
最後までお読みいただき、ありがとうございました!
第61話 アロンソ ⑨ユートピアへの応援コメント
ユートピアの件、良いですね。この美しい人々と景観の物語も、ある種のユートピアなのかも。。なんて、ふと思ったりしました。
作者からの返信
応援ありがとうございます!
ユートピアのお話、お気に入りいただきまして、うれしいです。
この物語の情景がユートピアかも、、言われてみれば、そんな気もしてきました!
第114話 罪の女の歌 ⑫ひと目への応援コメント
あああああああああ! 用心して小刻みに読んだのに、やっぱり号泣しちゃったじゃないですか!! マカレーナの最期が優しすぎて美しすぎて切なすぎてうあああああ!
今際の際にあってさえも、ガビへの想いは秘密のまま……
最期の最後でガビの存在を淡く感じ取って、少しでも彼女の魂が癒されていますように。
(でもやっぱり死んじゃやだー! 生きて幸せになってほしいですー!)
作者からの返信
応援ありがとうございます!
マカレーナのために叫んで、号泣していただいて、ありがたいやら申し訳ないやら、やっぱり感謝の気持ちでいっぱいです!
ガビへの想いを胸の奥に抱いてマカレーナは、、、いよいよ次回、最終話です。彼らを最後まで見届けていただければと思います。
第55話 アロンソ ③自警団への応援コメント
>機能をつき詰めれば、道具は美しくなる。
ル・コルビジェの名言を思い出しました
作者からの返信
応援ありがとうございます!
ル・コルビジェは存じませんでしたが、建築家なんですね。一流だからこそ、実用性と美が背中合わせであることを実感しているんだろうと思いました。
第54話 アロンソ ②女たちへの応援コメント
お色気ムンムンなのに女性ファンが多いのも久里さんワールドの魅力だと思います。
自分は女性読者を意識するあまり、お色気描写を極力排除しているのですが。。とても勉強になります
作者からの返信
応援ありがとうございます!
言われてみれば女性読者に恵まれていますね! たいへんありがたいです。
お色気は、どんな描写がどんな方に不快を感じさせてしまうのか私もよく分かっていません・・・。男性の妄想を押しつけるような描写は避けているつもりですが、本当に避けることができているのか、、やっぱり難しいですね。
第113話 罪の女の歌 ⑪集中治療室への応援コメント
>あたしを恨んじゃだめよ。神様が代わりにあたしを罰してくれたから。
マカレーナは自分が赦されたいというより、ダニーに恨みを抱いたまま生きてほしくないのですね。
なんだか彼女のセリフ、自分はもう駄目だと思っているような……いや、気のせいであってほしい!
作者からの返信
応援ありがとうございます!
仰る通り、こんな時にマカレーナが心配するのは自分よりダニーなんですよね。
「こんな時」と思ってしまうほど弱っているマカレーナの運命は・・・? あとすこしで終局です。
幕間コラム4(登場人物おさらい)への応援コメント
こういうのありがたいです。
マカレーナ、適正な年齢ですね。フアンも絶妙。イケオジ手前ですかね。
作者からの返信
応援ありがとうございます!
西洋人の年齢は、見た目からは分かりにくいこともありますよね。二人とも脂が乗っています。
登場人物が増えてきました。迷ったときはこちらを参照いただけましたら!
第111話 罪の女の歌 ⑨灰の水曜日への応援コメント
マカレーナの最後のセリフに、彼女のこれまでの生き様がほんの少し見えてくるような気がします。
悲しい結末の予感に怯えております。多分頭が痛くなるくらい号泣 & 何日もメソメソと思い出し泣きするパターンじゃないかと……
読むのが怖くなっていたのですが、数行ごとに分けて細切れで読むという技を編み出しました。これなら少しは心の準備ができるはず……と思いたい。
と言うわけで残り話数、ゆっくりゆっくり読ませていただきます。
作者からの返信
応援ありがとうございます!
理不尽なことでも、逆手にとってたくましく生きてきたからこそ言えるセリフなんだと思います。
マカレーナたちにこんなに感情移入していただいて、うれしいです。
細切れで読む作戦、良いかもしれませんね。ときどき立ち止まりつつ、ゆっくりお読みいただければと思います。
彼らにどんな結末が待っているか、どうぞ見届けてやってくださいませ。
編集済
第51話 フアン ⑫虐殺への応援コメント
まさにギャングものっぽい!
映像的でスリリングなシーンです!
作者からの返信
応援ありがとうございます!
フアンの大活躍をお楽しみいただけましたでしょうか。
映像的でスリリングとのお言葉、うれしいです。
第110話 罪の女の歌 ⑧謝肉祭への応援コメント
もう駄目です。泣いてしまって続きが読めません。最後まで一気に読みたかったのですが。
少し時間をおいて、また読みにきます。うわーーーん!!!
作者からの返信
応援ありがとうございます!
一気に読み進んでいただいて、ここで泣いてしまったとのお言葉、うれしいです。
終幕が近づいてきました。マカレーナとフアンにも幸せがやってきてほしいと切に願います。
第42話 フアン ③居候への応援コメント
ガビの居候展開楽しみです。何も起こらないわけがない!
作者からの返信
応援ありがとうございます!
何も起こらないわけがない、、ですよね(^^)
ガビはどうなってしまうのか、お楽しみくださいませ。
編集済
第40話 フアン ①迎撃への応援コメント
ファンかっこいいですね。
あと口の悪いヒロインは大好きです 笑
作者からの返信
応援ありがとうございます!
口の悪いヒロイン、いいですよね(^^)
フアンとマカレーナは、お互いを引き立て合うようで、いいコンビだと思います。(作者が言うのもなんですが)
幕間コラム3(人種)への応援コメント
坩堝に例えるのは言い得て妙だと思いました。コラムのみ独立しても成立しそうなぐらい密度の濃い内容で感服します。
作者からの返信
応援ありがとうございます!
馴染みが薄いだろう南米の舞台にすこしでも親しんでもらうために書いたコラムですが、密度が濃いと仰っていただいて、うれしいです。
この先のコラムもお楽しみいただければ幸いです!
第35話 ダニエリ ⑩市場への応援コメント
フードコートに寿司があるのが逆エスニックですね。ダリエリが可愛くてニヤニヤしてしまいます。
作者からの返信
応援ありがとうございます!
なんちゃって寿司も含めて、寿司は世界中で普及していますね。そんな様子は日本人から見るとたしかに逆エスニックですね。
ダニエリの可愛さ、堪能していただければ幸いです(^^)
第59話 アロンソ ⑦坂道への応援コメント
>挽歌は夕べに歌うもんさ
カッコ良すぎます〜〜〜〜〜!
いや、ここだけじゃない。何もかもいちいちカッコいい!! 美しい!! 素敵!!
いやあ、すごいですね。ほんと。え、なにこの感想。でもほんと、そんな感じです。「ほえ〜」ってなるばかりで、言葉にならない(笑)
作者からの返信
応援ありがとうございます!
フアンとアロンソの両雄の対決は中盤のクライマックスで、ノリノリで書きました。カッコ良すぎとのお言葉、うれしいです!
今日はこの先の方まで読み進んでいただいて、物語も中盤から終盤に入ってきました。最後まで彼らの行く末を見届けてくださいましたら幸いです。
幕間コラム2(名前)への応援コメント
詳細な設定がこのリアリティを生み出しているのですね。勉強になります。
作者からの返信
応援ありがとうございます!
カリブ世界の名前はけっこう特徴的でおもしろいので、ついつい凝ってしまいます。
第25話 ガブリエル ⑬縁への応援コメント
>「そんな顔もするんだ。怒ってる顔しか見てなかったから、意外。いいね、こっちの方が断然いいよ」
ツンデレ具合がたまりません。
これは口説きたくもなります 笑
作者からの返信
応援ありがとうございます!
言われてみれば、けっこうツンデレなところがあるんですよね(^^)
きっとそんなところも周囲のハートをつかむ要因なのだと思います。
第23話 ガブリエル ⑪娼館アパートへの応援コメント
ガビとマカレーナの再会。感慨深いです。
作者からの返信
応援ありがとうございます!
ここでふたりの運命がまた交差しました。それがどのような未来をもたらすのか、お楽しみくださいませ。
編集済
第20話 ガブリエル ⑧羽根飾りへの応援コメント
ガビのヒーロー感がハンパないです(ホセも何気に好き)
作者からの返信
応援ありがとうございます!
ダニエリにとってはなおさらヒーローですよね。ホセは、、じつは私もけっこう好きです(^^)
第18話 ガブリエル ⑥登校への応援コメント
ボーイミーツガールな関係性が良きです。ふたりの今後が楽しみ。
作者からの返信
応援ありがとうございます!
運命の出会いがここにも。ふたりがどうなっていくのか、お楽しみくださいませ!
第17話 ガブリエル ⑤ボーイミーツガールへの応援コメント
不登校って日本ならではの文化(?)かと思ってました💦
ダリエリ良いですね。好みのキャラです。
作者からの返信
応援ありがとうございます!
あちらの国は、不登校には寛容なイメージです。日本だと不登校が深刻に捉えられるような気がしますね。
ダニエリ、お好みでしたか(^^) これからも大活躍する予定です。
幕間コラム1(舞台設定)への応援コメント
ここ良いですね。とても読む人に親切だと思いますし、コラムとしても面白くて為になります。
作者からの返信
応援ありがとうございます!
多くの方にとって馴染みの薄い舞台ですので、コラムで予備知識を入れていただくと、楽しみが増すかもしれません。面白いとのお言葉、うれしいです!
編集済
第9話 マカレーナ ⑨バスルームへの応援コメント
アナマリーアになりたいです笑
1話が短く文章も綺麗で整理されていて、とても読みやすいです。
作者からの返信
続けてお読みくださり、ありがとうございます!
このシーンのアナマリーアは、、うらやましいですね(^^)
読みやすいとのお言葉、うれしいです。
この先もお楽しみいただければ幸いです!
第7話 マカレーナ ⑦フアンへの応援コメント
狂犬のファン。ファンアートの男性でしょうか? ビジュから入ったのでイメージし易いです。ハードボイルドでかっこいいです。
作者からの返信
応援ありがとうございます!
銀鏡さんが描いてくださった狂犬のフアンです。しばらくフアンの出番は少なめですが、いずれ前面に出て活躍しますので、ご期待くださいませ!
第6話 マカレーナ ⑥娼館への応援コメント
「お金であたしを落とすつもり? 鞄全部でも足りないわよ。身を滅ぼす前に、忠告しといてあげる」
この台詞、素敵です。
作者からの返信
応援ありがとうございます!
マカレーナの台詞は、書いていても楽しかったです。お気に入りいただいて、うれしいです。
編集済
第1話 マカレーナ ①濡れ衣への応援コメント
初めまして。銀鏡さんのファンアートで興味を惹かれ読みに来ました。よろしくお願いします。
颯爽とした美女のカッコいいオープニングですね。楽しみです。
作者からの返信
はじめまして。お越しいただき、ありがとうございます!
銀鏡さんのところからお越しくださったんですね。こうやってご縁がつながっていくのがありがたいですね。
ご期待に沿えましたら幸いです!
第44話 フアン ⑤朝への応援コメント
ガビ、この子ったらもう……いい加減にしなさい(笑)
作者からの返信
応援ありがとうございます!
ガビは、ややもするとあざといと取られそうな天然なんですよね。そこがいいかもしれないし、やきもきもするところです(^^)
第40話 フアン ①迎撃への応援コメント
やっと戻って参りました!
なにこれ、フアンがカッコ良すぎる……!! めっちゃ好きー!! そしてやっぱり、マカレーナさんとの関係性が♡
作者からの返信
お忙しいなか、応援ありがとうございます!
フアン面目躍如の回でした。フアンとマカレーナを堪能いただけましたでしょうか。めっちゃ好きとのお言葉、うれしいです!
第39話 ダニエリ ⑭脱出への応援コメント
わー! わーーー! となりながら読みました! 緊迫感・臨場感がすごい!
特に最後のフアンの登場なんて、映画を見ているようでした。
作者からの返信
応援ありがとうございます!
当時、アクションシーンをどう書けばいいんだろう??とがんばっていろいろ試していたのを思い出します。映画っぽいかっこよさも意識していました。
努力が報われたように思えて、うれしいです!
第35話 ダニエリ ⑩市場への応援コメント
恋するダニエリ、可愛いなぁ。可愛いなぁ。彼女には幸せになってもらいたい。いや、みんな幸せになってほしい。
お願いしますよ、久里 琳さま………
作者からの返信
応援ありがとうございます!
ダニエリを可愛いと仰っていただいて、うれしいです。しかも2回も!
みんな幸せになってもらいたいですね。彼女たちを見守ってやってくださいませ。
第34話 ダニエリ ⑨犠牲への応援コメント
なんと傷ましい……
それでもここの女性達は泣きながら笑うのですね。なんてこった……
作者からの返信
応援ありがとうございます!
いたましい犠牲に、泣きながら笑う娼館の女たち。情の厚さとたくましさが彼女たちの持ち味ですね。
第28話 ダニエリ ③眩暈への応援コメント
軽佻浮薄を地で行っているヤローでしたね……
ダニエリ大丈夫かな。やはり熱中症?
それにしても男性恐怖症だったとは、意外でした。盗癖といい、彼女には抱えているものがいっぱいありそうですね。
作者からの返信
応援ありがとうございます!
まったく軽佻浮薄ヤローでしたね…。
ダニエリは弱味を見せようとしない子なので、恐怖症とは周りはなかなか気づかないでしょうね。ほかにどんなものを抱えているのか、しばらく見守っていただければ幸いです。
第27話 ダニエリ ②キャンパスへの応援コメント
いや学校は毎日行きなさいよ(笑)
そして新キャラの登場ですね。ダニエリは今のところお呼びじゃないって感じですが、どうなるのでしょう。
作者からの返信
こちらも読み進めていただき、ありがとうございます!
学校は毎日、、仰る通りです(^^;)
新キャラのおかげでちょっとめんどくさいことになりそうですが、、ダニエリは大丈夫でしょうか??
第14話 ガブリエル ②友誼への応援コメント
あのホセさえ籠絡(?)してしまうなんて。ガブリエル、なんておそろしい子…!
天衣無縫という感じですね。
作者からの返信
応援ありがとうございます!
そうなんです。あのホセさえ!籠絡してしまうところがガブリエルの真骨頂で、それがないとこの物語は動かないような気がします。
続きもお楽しみいただければ幸いです。
幕間コラム1(舞台設定)への応援コメント
コロンビアといえば、ルンバ・コロンビア!
このコラムのおかげで背景がより鮮やかになっただけでなく、BGMまで決まりました♪
これからは脳内でいい感じの音楽を鳴らしながら読みます!登場人物たちの奥の方に、陽気に踊る街の人たちが見えそう。より一層ワクワクしてきました〜!
作者からの返信
応援ありがとうございます!
ルンバ・コロンビア! 南米のダンスと音楽を私も思い浮かべながら書いていました。もしかしたら霧野さんと同じ曲が流れているかもしれませんね。
あの陽気な音楽に合わせて読み進めてくださいませ。
第12話 マカレーナ ⑫出会いへの応援コメント
うおおお!かっこいい!なんて素敵な引きでしょう。否応なしに期待感が爆上がりですー!
作者からの返信
応援ありがとうございます!
期待感爆上がりとのお言葉、うれしいです。マカレーナ編は導入部でどう惹きつけようかなといろいろ試していました。
第11話 マカレーナ ⑪ホセへの応援コメント
いいぞいいぞ!やったれー!!
子供達のために本気で怒るマカレーナ様、素敵!!
作者からの返信
応援ありがとうございます!
マカレーナ、容赦ないですね(^^) それだけ逆鱗に触れてしまったということで、、ホセは一度痛い目を見た方がよさそうです。
第8話 マカレーナ ⑧アナへの応援コメント
マカレーナさんは一番危険なお部屋に住んでいるんですね。かっこいい……
子供に怒られてる姿も微笑ましくて、素敵です。
作者からの返信
応援ありがとうございます!
部屋の配置にもマカレーナらしさが出ていますね。子供たちとの関係にも。
ところで、フアンの登場は「ダニエリ編」の後半あたりから増えてきます。途中を飛ばしてそちらを覗いていただくのでも、もう想像で造形いただくのでも、お好みでフアンの手紙をお料理してくださいませ。
第1話 マカレーナ ①濡れ衣への応援コメント
実はずっと気になっていた作品で、やっと読みにきました。
作品タイトルが歌の歌詞みたいでかっこいいな〜、って思ってました♡
風景描写も美しく、一話目から絶世の美女登場。期待しちゃいますね!
作者からの返信
お越しいただき、ありがとうございます!
タイトルをお褒めいただき、光栄です。どんな罪の女なのか、お確かめいただけましたら!
まずは絶世の美女の活躍をお楽しみくださいませ。
第74話 州警察 ⑩替え玉への応援コメント
こんな理不尽な拘束のされ方をしてもルシフェルにならないガブリエル君が大天使すぎる件について…
汚れた部屋を見てもただ「汚れた部屋だ」と思うだけですが、その部屋に綺麗な物を一つ置くと部屋の汚れがいかに酷いかがよくわかりますね。でもそんな汚れた部屋にもそこの住人の営みがあり、生活の糧がある。汚部屋なりの暮らし良さを突き詰める人がいれば、そんな汚部屋をどうにか掃除しようとする人もいる。そんな回でした。
作者からの返信
応援ありがとうございます!
ガブリエルの大天使っぷりを堪能いただけたようでうれしいです。
綺麗な物を一つ置くと部屋の汚れがよく分かる、、言われてみればその通りですね! ガブリエルは汚い世界を明るみに出してしまう存在なのかもと思いました。でもそれをきれいに昇華させる力も彼にはあるのだと思います。
汚部屋に馴染む人もいれば掃除する人もある、まさにそんな人間たちの錯綜する回、お楽しみいただけたのであれば幸いです。
第25話 ガブリエル ⑬縁への応援コメント
>「だって好きなんだもーん」
マカレーナのそれはズルい。大人な美人にそれ言われたら…ギャップで惚れてまうやろ。
作者からの返信
応援ありがとうございます!
ズルいですよね(^^) ハラグロイワシさんも惚れてしまわれたでしょうか??
マカレーナのギャップにのめり込んでいただければ幸いです(^^)
第115話 罪の女の歌 ⑬約束(最終話)への応援コメント
悲しいけれど圧巻のラストでした!
本当に面白く素晴らしい物語でした。
南米のカラリとした明るい雰囲気のなか、暮らす人たちはどうしようもない泥の中にいるようで。そんな世界に鮮やかに咲いたマカレーナの生涯。気高い女性らしく、同時にどうしようもなく人間らしい姿。
それを描写する文章力も凄かった!
とにかく最高でした!
作者からの返信
応援ありがとうございます!
南米の空気と、マカレーナたちの生き様をお楽しみいただけましたでしょうか。気高く、そしてどうしようもなく人間らしい。そのように評価いただいて、うれしいです。
最後は一気に読み進んでいただいて、最高とのお言葉、光栄です。
マカレーナたちに最後までお付き合いいただいて、ありがとうございました!
幕間コラム8(麻薬)への応援コメント
海外の文学とか映画のバックボーンとして、この手の知識は意外と必要ですよね。私も調べましたね。
作者からの返信
応援ありがとうございます!
小説とか映画とかを見ていると、自然と知識が入ってきますよね。つい、もっと知ろうと調べたりもして。自分が書く段になっても、それが活きていると思います。
第94話 カリブの波間 ⑤蜜月への応援コメント
さらに密度が濃くなってきますね。
展開が予想できなくて楽しみ。
作者からの返信
応援ありがとうございます!
残り2章で、物語の濃度が高まってますね。濃いままラストまで突っ走りますので、お楽しみいただければと思います!
第87話 コカ畑 ⑪目覚めへの応援コメント
どこかでこうなるとは思ってましたが、やはりそうなりましたか。
作者からの返信
応援ありがとうございます!
やはり読まれていましたか。ダニーやフアンに、どんな顔して会うのか、心配になってしまいますね。
第77話 コカ畑 ①新生活への応援コメント
ちょこちょこ邪魔するのがメチャ可愛いですね(笑)
作者からの返信
応援ありがとうございます!
こんな風に邪魔されたら、やられちゃいますよね(^^)
冷たいそぶりのフアンも、きっと内心はやられちゃってると思います。
第76話 州警察 ⑫帰宅への応援コメント
また新しいフェーズに移行しそうですね。
人物の造形が魅力的でホント楽しいです。
作者からの返信
応援ありがとうございます!
人物の造形が魅力的とのお言葉、うれしいです。
ガブリエルとダニエリ・マカレーナの距離がまた縮まりそうですね。どんな展開が待っているのか、お楽しみくださいませ!
あとがきへの応援コメント
久里 琳さま
こんにちは。
「あとがき」が物語世界や登場人物たちと別れるのをすこしでも先に延ばすための果敢ない抵抗なのかもしれないとのこと、私も「あとがき」は好きなのですが、少しだけニュアンスが異なるのかも。別れねばならない人たちとの最後の瞬間にとらわれ続けるのはあまりに苦しいので、楽しかったときのできごとに身を委ね直すための仕切り直しという位置づけです。いま、まさにそれが必要な状態です。「あとがき」のやさしさが身にしみます。
久里 琳さまらしいスケールの大きな話でありながら、ぞくぞくするくらい細やかな心情が伝わってくる、どこを取っても引きつけられる物語でした。登場人物もみんな魅力的で……マカレーナ、ここで退場なんて嘘でしょう。いまだに信じられません。なかなか気持ちの整理がつきませんね。
ひとまず、素敵な小説を読ませていただき、ありがとうございました。
作者からの返信
最後までお読みいただき、☆もいただいて、ありがとうございました!
別れよりも楽しかったときを思い出すために、、この「あとがき」がすこしでも癒しになりましたでしょうか。
ぞくぞくするくらい細やかな心情、、そのように仰っていただいて、光栄です。
日本では馴染みの薄いカリブを舞台に、娼館と麻薬カルテルの人物とは、ちょっと欲張って書きましたが、お楽しみいただけましたなら幸いです。マカレーナは、自分でも苦しい思いをしながら最期を書きました。気持ちの整理がつかないとまで仰ってくださって、うれしいです。
長いお話を最後まで丁寧にお読みいただき、ありがとうございました!