概要
彼女は数千年以上も、自問自答を繰り返したことになる。
心理調律士を生業とする私は、ある日国家機関から依頼を受けた。約束した場所に行くと、施設の奥深くに案内され、そこで少女と話をすることになる。そしてその少女には、途方もない秘密が隠されていた――というところまで考えたけれど、あとは作者本人も着地点をまったく想定していない、伏線のはりようもない成り行き次第のSFです。途中で断念したらごめんなさい。ついでに、決して一般受けしない内容である上に、「読む人」のリテラシーをかなり選ぶので、面白くなくてもご容赦ください。最近軽い作品が多かったので、重い作品が急に書きたくなったのです。すでに作者も「これはヤバくないか」と思っています。