作中で起きる現象をまったく軽快に読ませてくれる作品。社会派SFとして素晴らしい。未だ序盤でぶつ切り感は否めないが、それらが線として繋がる展開を期待したい。
PC執筆→字下げあり スマフォ執筆→字下げなし 純文学と筒井康隆が好きです
現在の世界を精緻に観察した上でアフターコロナの世界を活写す鋭利な筆鋒その先に描き出されるのはユートピアか?ディストピアか?非常に先が楽しみ。テンポよくスタイリッシュな文章も妙味。
SFなのに、うっかり本当にある日常のような気がしてくる。つい、今って何年だったっけ、と今のニュースと絡めて考えてしまうほど、リアルに感じる不思議な小説です。詳細があるからか、今とリンクしているからか…続きを読む
グローバル化といった世界のつながりを示す言葉が陳腐化してどのくらいの時間が過ぎたのであろうか。そしてICTの進化に伴う社会の変容も唱えられて久しい。 日本はかなりそのような現場からは遅れているが…続きを読む
文章力に圧倒され、物語に圧倒され、世界観に圧倒されました。豊富な知識と経験を持つ作者によって書かれていることは一目瞭然。書籍化しましたら、是非手中に収めたい作品です。
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