人生を賭して打ち込んできたことの先がなくなっても、費やしてきた時間から得られるものが確かにある。はっとさせられる作品でした。
「今夜死にたくてたまらない人にそっと寄り添う」をコンセプトに小説を書いています。 《実績》 メディアワークス文庫お題コンテスト【特別賞】 『自殺するまでにし…
部活をやってきた人たちにとって、ある意味当たり前に存在していた「最後の大会」それを奪われた主人公の喪失感や苛立ちや熱量、それらがとても自然で、等身大な文体で描かれているのが良かったです。あの…続きを読む
本作品は、バレーをテーマに描かれた素敵で切ない作品。練習試合のシーンなんかも綺麗に描写されている短編になってます!目指すべきゴールが消える。私も部活をしていた学生時代を思い出しながら、読み進…続きを読む
私も似たような状況下におかれていて、この小説を読んだとき、あぁ‥これが今の自分の気持ちを文章化したものなんだ‥と。また、自分の今までの努力や喜びなどの感情は無駄にはなってない、むしろその思いを胸に前…続きを読む
総体がなくなって、悲しみの中にいる人にこそ読んでほしいです。「なんで?どうして?」という行き場のない感情はきっとこれからもあると思います。それでも、自分たちの青春がすべてなくなってしまったわけでは…続きを読む
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