繋がる、空。

説明欄にあるとおり、家出をした少年ハルトが沖縄の離島でヨゾラという少女に出会うお話です。
どちらも魅力的で、ふたりと一緒に何かを紡いでいたくなるような、心打たれるお話でした。
ふたりの別れの場面の「そうしてヨゾラの言葉の欠片達は、東京の『キラキラ』の一部になるのだ。」という文章など、言葉選びも綺麗で、人間的な儚さをしっとりと感じられました。
最初から最後まで好きです。素敵な物語でした。