秋田先生の語り

春川桜子は高校に入学したときから特別だった。
入学式で挨拶。成績優秀な上に、文才も。
だけじゃない。物怖じしない、大人びた生徒でもあります。
普段は目立たないようにうまく振る舞っているらしい。
秋田先生は休日、学校の近くの公園で桜子に遭遇します。
そこからどんどんと、秋田先生は桜子に翻弄されてゆきます。

ですます調の語り。
桜子の内面を細かく詮索する。
秋田先生視点の小説はすこしかわった読み味。