8年書き綴った大作が完成、私は読み終わって、どうしよう泣けてきた。

「どうしよう、泣けてきた。昨日は続いている」

これは作品のなかで何度か出てくる詩です。
物語の底に流れる旋律のように、この美しい言葉で語られるに足る、素晴らしい作品でした。

この物語は音也というイケメン政治家秘書と名家に生まれ政治家になることを決められた主人公が主軸ですが、しかし、彼らを取り巻く周辺の人々もしっかりと描かれ人間として生きてます。

この二人を軸に、その親と周囲の人間模様が読み応えがあり、一気に読んでいました。

おすすめの作品です。