→独り言

 『葉桜の君に』を書いたときのことを細々と書いております。あとがきにもならないような、独り言です。お時間がある方はどうぞ。


 始めに。どうでも良いことかもしれませんが、かこという人は関西地方の人間です。桜餅は道明寺粉が主流です。


 さて、改めてまして。

 素敵な企画に出会えたことで、こちらの作品を書くことができました。ありがとうございます。

 以下のURLにて、企画の趣旨を理解していただけるとより一層楽しめると思います。よろしければ、ぜひ。

▼筆致は物語を越えるか【葉桜の君に】

https://kakuyomu.jp/works/1177354054895314078


 さて、面白そうだと安易に考えて書き始めた私はさっそく壁にぶつかりました。

 登場人物を掘り下げていく時に、プロットの壁が行く手を阻むのです。

 もともとプロットを作らずに、登場人物が動きたいように動かせている者でして、かなり迷走しました。


 なんで、葉太と恋人は別れたの?

 なんで、教師をしているの?

 なんで、桜子は葉太と仲良くなるの?


 なんでなんでのパレード状態。想像力に幅を持たせられるプロットは天晴れだと思います。

 そんなこんなで、一つ一つの糸を繋げていくことに苦戦しました。だからこそ、こんな人達が生まれたのでしょう。


 作品については皆様の解釈に任せたいので、あまり語らないように気を付けているのですが、一つだけ。

 今回は提示されたプロットの『打ち解けていく二人』の言葉に注力させて頂きました。悩みの程度はそれぞれですが、悩みを言うきっかけか、関係を作らなければいけないと燃えたのは事実です。


 気付けば、なかなかの文量になりました。読了してくださった方、本当にありがとうございます。


 男性の書き手さんが見受けられる企画に恋愛ものを投げ込みました。羞恥で埋まりそうです。

 私は、勇者だと勝手に讃えて締めさせていただきます。



二〇二〇年 五月雨の日



 以下は小ネタです。私が楽しいだけの話に出さなくても良い話。


Q.秋田先生でサッカーできるの?

 できると言えば、できる。できないと言えば、できない。が妥当な答えでしょうか。

 一人だけ勝手に小休憩を取りながら、高校生に入り交じってます。たまーに意図していないミラクルシュートやミラクルパスを繰り出すので、面白がられている部分が大きいです。

 部活中はもっぱら掛声とボール広い。部員も少ないので大活躍です。



▼実はフルネーム考えていたけど、使われなかったので備忘録でここに記しておきます。


春川桜子

夏山日和

秋田葉太

冬谷卓也


 ええ、安直です。



▼5月11日追記


 皆様の助言と心優しい指摘(誤字脱字が多すぎる)を受け、ちょこちょこと直しておりました。冬空の涙雨の話が初期から1000文字ほど増えました。どこまで青春させるか迷いましたね、本当。

荒削りな状態だったなぁと反省しております。頑張ります。



▼5月20日追記

 こちらの作品、丁寧な描写を心がけたわけですが、なぜかしっくり来てなかったんですよね。上げる前に考えろよ、て話ですが。

 他の素敵な作品を拝読して、コメントを覗いて、立ち止まりました。

 私が書きたいのって「わかりやすい」「的確」じゃないだろうかって。だったら自己満足(教頭の言葉とか、学校のもろもろの設定とか)は必要ないだろう、と気づいたわけです。削りました。いや、楽しかったんですけどね? 

 甘いなぁ。

 削りながら、三人称の心理描写の程度を考えようと思います。

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葉桜の君に かこ @kac0

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