4000字という文字数制限が全く感じられないほど濃密で個性的な物語でした!アンビリーバボ。
ゆるゆると小説を書き続け、やっと最近投稿始めました。暇潰しになれる面白い作品を目指しています。 短編に挑戦しつつ、今書いている長編を今年中に書き終えることが目…
太宰治の本は何度か愛読して来て、またファンでもあるのでこの作品に惹かれてしまいました(笑)やっぱり脳だけになっても文豪は変わりません。
AIやプログラムを使って亡くなった人物の人格を再現する。サイバーパンク系の作品では良く見られる設定だ。脳の活動が電気信号によって営まれる以上、コンピューターが進歩すれば人間の精神ですら再現可能だ、と…続きを読む
「水槽の脳」って思考実験、我々は培養液の中に浸かった剥き出しの脳で、電極からの信号を現実と錯覚している、ってのがあるんですが、それを踏まえて、これを短編に落としこむ技術、太宰が太宰らしい表現力、…続きを読む
最初の一文目で自分の奥深くを掴まれた。当時太宰治と関係を持ち、離せぬまま心中を図った女性達のように。設定も、雰囲気も、世界観も、激流のように心の中でとぐろを巻いて、気づけばこの物語に溺れている。…続きを読む
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