これは、ただのスポーツ青春小説ではない。フィギュアスケートとスピードスケート。氷の世界を舞台に繰り広げられる若者達の成長物語として、リアルで美しい表現が、読む物を先へ先へと導いていく。でも、…続きを読む
私は、この物語の最初から、最後まで、芝浦刀麻に関わる登場人物から語られる彼自身を追っていた、はずだった。物語の終盤、まるで最初からいなかったかのように、彼は氷上のシヴァという世界から姿を消す。い…続きを読む
まだ作品を読んでいる途中でのレビューです。ただ、誰かを好きになったとき、想いが心に閉じ込められず言葉として溢れて告白してしまうように。この作品に対する、様々な言葉を表現したくて堪らなくなったので…続きを読む
天才よりも異才という表現がふさわしい高校生が一人います。 彼は、ただその場にいるだけで、関係者たちの心を高揚させることもあれば、惑わせることもあるようです。なにやら秘密もあるらしく、どこかファ…続きを読む
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