電咲さんの小説は常に、綴られた言葉以上に読ませるのがおもしろいです。今回も書かれた文字で描かれる世界は、そこに綴られた言葉以上に広がりました。しかも双頭の蛇のように絡み合い、最後にすとんとラストが待っている。欲を言うともっと長いのも読んでみたいです。
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