そんな帽子があるわけではありません。 読み専でしたが、ちょこちょこ自分の作品を公開していこうかと思っています。 ■メイン作品 ◇刻旅行 ~世界を越えて家族探…
ほんの一瞬の時間旅行。それは、「ボク」の気持ちが合鍵という形でちゃんと残っていたからこそ、叶ったことかも知れません。5年前の夏季休暇に閉じ込められた友を解き放った魔法の言葉は、5年前のボクが言…続きを読む
儚く危うい雰囲気が美しい作品。生きるために手頸を切る儀式を行う少年と、それを見守る主人公。退廃的な空気を孕みながらも、ふわふわとした甘美さが魅力的です。ピアノとナイフ、そして合鍵と、鍵となる…続きを読む
上等なカクテルを味わったような読後感。 本作は、読み進める最中もさることながら読み終えたあとにこそ頭の中を駆け巡る響きに身を任せるべきであろう。 世間全体からすれば無力なはずの二人が、そして事…続きを読む
短い物語の中に、濃密な「生」が流れています。「生」のカタチはひとつではなく、死の影がより生きることを引き立たせていますが、それだけじゃないです。また、あらゆる場面や心理が美しい描写によって飾られ…続きを読む
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