さらっと読んで、ああ面白かったなと思って、レビューを書こうとして手が止まった。たぶん、物語としてきれいにまとめるのなら、違う嘘をついた方がよかった。嘘をつかないこともできた。「僕」がそうしなかった所が、この「勇者」を勇者たらしめたのだと思う。
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