生の感情に触れる
- ★★★ Excellent!!!
詩というものの評価は難しいですが、読んで感じたことは、作者様の感じたことが素直に書かれているなあ、というものでした。
文体の美しさを突き詰めたり、あるいは何かしらのパースペクティブを持って紡いだりなど、詩もいろいろな切り口があろうかと思いますが、本作からは素朴な生の感性というようなものを感じました。
他人の感情に直に触れる、というのは、社会で生きる中で意外と少ないと思います。そういう意味で、この作品を通して貴重な体験ができるのではないでしょうか?