初めまして、鈴ノ木 鈴ノ子と申します。 趣味の物書きですので、至らない部分もあるかと思いますが、一読を頂けたらと嬉しいです。 よろしくお願い致します。
このレビューは小説のネタバレを含みます。全文を読む(267文字)
短いお話なのに、ずしっと心に残ります。影の八月。おじいさまの残したノートと、幼い頃の記憶。最後の主人公の言葉がまたグッと心に刺さります。戦争のない世界になりますように。心からそう願い…続きを読む
玉音放送の前と後日本人の価値観がいっしゅんで変えられた。そんな人々の感情を「影」という言葉で表現した作品だと思いました。
影の少年は死ぬことを望んでいた。周りが死ぬことを褒め、推奨する世界で彼は心の拠り所さえないまま日常を死と隣り合わせの毎日で生きていた。空虚な日常は彼の心を蝕み、死を選ぼうとした。だが無くなったのは…続きを読む
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